先週は 「自己紹介の巻」でしたね♩
さて、今週は 「作詞を始めたキッカケ」を書きたいと思います。
そもそも僕、作詞家になりたいなんて思っていませんでしたw
じゃあ、何で作詞を始めたのか・・・?
スポーツを職業にしたかった僕。
でも、怪我の後遺症により断念した高校3年生の冬。
周りは就職やら進学やら内定してましたが、僕には次の目標も見つからない。
そして、就職先も進学先もないまま卒業。
とりあえず何かしらやらなきゃ・・・って事で、車の免許を取る為に教習所へ通いながらバイトの日々を過ごしていました。
免許も取って、車も買って、さぁ何やろう?って思っても、全くもって目標が何も見つからない。
そこで僕は、ゆっくり考えようって事で約1年半ぐらい福島県の祖母の家で
畑仕事やらを手伝いながら過ごしていました。
時間を気にする事もない穏やかな生活。
でも、どこか物足りない・・・
バスも1日3本しかないド田舎で、遊ぶ場所もないw
勿論、コンビニなんてないw
自動販売機だって村に1件だけあるタバコ屋さんの前だけw
食品トラックが音楽を鳴らしながら、週3回やってくるw
大型スーパーまで買い物に行くにも、車で片道30分!
♩ 俺らこんな村いやだ〜 俺らこんな村いやだ〜 東京へ出るだ〜 ♩
テレビもラジオもありましたが、車はそれほど走ってないですし、
外灯も50〜70mおきにしかないので、夜は真っ暗!
本家に行った帰りに、チャリで田んぼに落ちた事もあります(苦笑)
いったい僕は、何やりたいの?
な〜んて考えながら過ごす中で、
その行き場のない気持ちを日記にしてみたり・・・
そんなある日、たまたま歌番組でアーティストさんが歌ってた曲が耳に残り、
ロマンティックなクリスマスの歌詞でしたが、僕には爽やかな夏のメロディに聞こえるな〜と思い、サクッと書いてみたのが始まりでした。
コレが楽しかったんですね♩
それ以降、既存のメロディだけど全く違う歌詞を書いてみたり・・・
あ〜、書く事って楽しいモンだなって思うようになりました。
書く事で、声に出して上手く言えない自分の感情を表現がする自分がいた
っていうのも、大きな発見でした。
そして実家へ戻り、書く仕事に就きたいと思い、都内の小さな広告代理店で2年弱ほど働かせて頂いておりました。
当時は、専門学校も出ていない未経験で無知な僕を、よく採用して下さったな〜って思っていました。
面接の時には、専門卒の人が数人いましたから、僕としては無理かな〜って面接前から諦めモード・・・
出す職務経歴書だって、教習所に通って車を買う為にアルバイトしてた事しか書けませんでしたからね(苦笑)
採用して頂けた理由は、入社してからの歓迎会で聞きました。
当時の面接時、何も文字が書かれていないデザインだけが出来上がった状態の分譲マンションの広告を目の前に出され、そこに「あなたのイメージでいいからキャッチコピー作ってみて下さい」って(苦笑)
んな、無茶な・・・と思いながらも、デザインの中で思いついたまま作り、「明日から来れますか?」で決まりました。
そして、それが次の週に広告として出来上がっていたという驚きの状態(汗)
同期もいなく・・・初めは不安の連続。
そこではコピーライターの仕事と、校正もしてました。
小さな会社でしたから、役割がたくさんありましたね。
ただ、僕には最大の問題点が・・・
それは、「超」がつくほど人見知りだった事(苦笑)
広告代理店の先輩方々とも話せるようになりましたが、
その他の人とは話せない自分。
僕は昔から溶け込むのに時間がかかるタイプです(苦笑)
コレは何とか人慣れをしないと!・・・と思い、
何年も接客業を経験して、何とか人見知りも克服し、
現在に至ります。
SNSを始めたのも、
◆ コミュニケーション力を取り入れたかった
◆ 普段は口下手だけど、作詞をする僕、僕という存在を知って頂きたかった
という思いからでした。
今では色んな方々とSNSでコミュニケーションが取れるようになり、
実際にお会いした方々もいらっしゃいます。
そして、こんな僕とコラボして下さった方々や、
僕の歌詞を好きだと仰って下さる方々には、本当に有難い気持ちでいっぱいです♩
僕が初めてVOCALOIDで作詞させて頂いた歌詞、「サツキノソラ」
もうすぐ5月という事もありますので、是非とも聴いて頂ければ幸いです♩
ぽかぽか陽気の実家の縁側で、当時まだ元気だった愛犬の未来(ミク♂)と日向ぼっこしながら書いた歌詞に、だよねpさんが素敵なメロディをつけて下さいました。
ここから作詞家として本格的に活動を始めました。
底辺作詞家の僕に手を差し伸べて下さいました。
今回は、「サツキノソラ」シリーズ全5作をご紹介致します。
少女の恋模様が季節ごとに変わっていきます。
皆さんは、どの季節がお好きですか?
「サツキノソラ」(詞先)
「ナツ♡コイ浪漫」(曲先)
「Autumn Sky」(詞先)
「真冬のポケットに魔法をかけて」(曲先)
僕にとっての 「作詞」とは
◆ 言葉の由来を知る事で知識が豊富になれる場所
◆ 言葉の大切さが分かる場所
◆ 声に出して伝えられない感情を素直に表現できる場所
◆ インスピレーションを与えてくれる場所
◆ フィクションもノンフィクションも約5分の物語が作れる場所
◆ 脳のシュナップスが繋がるまでの忍耐力を与えてくれる場所
そして、何より僕の拘りが1つ!
いつか誰かが歌って下さる事を想定して、呂律が回らないような言葉並びにならないように気を付けながら歌詞を書き上げる事です♩
書く事は、今の僕には欠かせない大切な居場所です。
その居場所を失わないように、窮屈にさせないように、時には休息をとりながら末長く大切にしたいと思います。