師匠や先輩方だけじゃなく、同じくらいのキャリアや後輩…全ての人たちと向き合う際に必要なこと、それは…“敬意”と“愛”なんじゃないかと思っています。
“敬意”と“愛”がないと、とかく批判的になってしまうものです。
思えば若い時の私は…とにかく“敬意”と“愛”に欠ける人間でした。
何処か自分の評価を中心に考えていて、周りの人たちがどう思うか?についての意識が低かったように思います。
周りの人が幸せになることを考えていると、自分も気持ちが豊かになります。
逆を考えると、自分の幸せ…それは評価だったり、利益だったり、負荷であったり、責任逃れだったりばかり考えている人と一緒に居て、自分自身楽しい気持ちになれるかといったら、答は否ですよね?
目上の方からの当たりがキツい時、時に自分自身に原因があることも考え合わせておくことは大事だと思います。
そして、当たりの強い目上の方に対して、“敬意”と“愛”をもって接することを試してみると、意外に当たりが柔らかくなることがあります。
実は私自身、その気持ちをもって接することで、お相手にあたる方の感じが変わった経験があります。
それでも当たりが変わらない人は…そういう人と思って諦めるしかないかな。
目上の方に対して“敬意”と“愛”をもって接することにより、目上の方も我々後輩に対して心を開いて下さることで…我々は様々な学びの場を得られることもあります。
過去の経験を聞かせて頂いたり、自分が思いもよらぬところを指摘して頂いたり、目から鱗とはこのことです。
そしてそのような金言は…いつ何時でも聞ける訳ではない、ということも知っておきたい。
今、改めて思います…もっとこいる師匠に色んな話を聞いておきたかった、と。
亡くなられたらもうその先の話は聞くことが出来ないのです。
だから…今ある機会を大切にして、〔また今度〕ではなく、聞ける時にどんどん聞くスタンスをオススメしたいですね。
2023年09月29日