出来る時に出来ることをやる。
全力でやる。
思い立ったが吉日。
やった後悔よりやらなかった後悔の方が、私は引きずると思っています。
勿論私自身ここまでの人生を振り返ってみても…本当に思わず声をあげてしまう程の情けない失敗を幾度となく繰り返して来ています。
ただ、良かれと思ってチャレンジしたことですから…それはもうしょうがない。
加えて。
今回紹介したように、お相手が高齢だった場合…それがより一層強く感じます。
こいる師匠も岸野師匠も既に亡くなられています。
亡くなられてしまうと、もうそれは何も叶えられなくなるのです。
これは私自身、父にが亡くなった時に強く感じたこと。
本当に次から次へと〔やっておけば良かった〕〔なんであの時やらなかったんだ〕といった感じで後悔の気持ちが湧いて出て来ました。
実際亡くなられて気付くこともあるし、それは亡くなられる前には気付かなかったことなので、どうしようもないことではあるのですが…それがもしご存命の時に“やるべきか?”迷うようなことが出来たならば、それはもう絶対的にやる方をオススメしたい。
亡くなられたらその後は何も叶わなくなるのです。
そしてもう一つ言わせて貰うならば…人なんていつ亡くなるか分かったもんじゃないんです。
事故に遭うかもしれないし、“突然死”なんてことも無いとは言えない。
“後で”とか“いつか”はもう来ないかもしれないのです。
人の運命なんて本当に儚いし、測れないのです。
人のせいにしたり、何かのせいにしたりしても、何も生まれません。
そういう人居ますけど、それは実際のところ、“人のせい”でも“何かのせい”でもありません。
自分の行動力のなさを何かの理由にしている“自分自身のせい”なのです。
“いやいやそうじゃなくて”と何かのせいにして、また“やらない方を選ぼうとしている”貴方…一生そうやって何かのせいにして自分の不甲斐なさに目を背けて行けばよい。
そしてそんな自分自身の命だって…いつ終わるか分からない訳で。
私もこの歳になってようやくその事に気づいた次第なんですけどね。。。