12月30日になりました。
昭和のいる・こいるの昭和こいる師匠がお亡くなりになって、早いもので1年が経ちました。
こいる師匠のご逝去を知ったのは知人からのメール、そしてネットニュースでその詳細を知りました。
私が漫才協会(当時は漫才協団)に入った18年前にはおよそ想像出来ない、まさかの関係。
私の気持ち一つで〔こいる師匠と漫才がしたい〕…この気持ちに応えて下さり、2019年8月からおよそ2年、昭和のいる・こいるの漫才をオマージュさせて頂きました。
それはそれは、とても貴重で、言葉では言い尽くせない沢山のことを学ばせて頂きました。
時に失礼なことをしてしまったこともありますが、こいる師匠のお人柄ならきっと「あーしょうがないしょうがない!」と一笑にふされるんじゃないかと期待してます♪
亡くなられたあとも…日々に忙殺される中で時々、こいる師匠のことを思い出します。
そんな時観るのが…2020年8月9日㈰お江戸日本橋亭で開催した『木曽さんちゅうのザイマン演芸会』でのこいる師匠との漫才。
この企画自体、こいる師匠と漫才するために立ち上げた企画で、開催した3回全てにご出演頂きました!
ま、当たり前なんですけどね…こいる師匠のスケジュールに合わせてやってたので♪
本当に人懐っこい方で、一緒に出てくれてた時東ぁみさん始め色んな共演者の皆さんとも直ぐに打ち解けられ、毎回とても楽しんで下さっていたように思います。
他にも時東ぁみさんとやってたインスタの番組にご出演頂いたり、
…そのスピンオフ企画で、下北沢のライブハウスにご出演頂いたり、
…他にも三遊亭圓雀師匠の落語会のゲストでお招き頂いたり…御縁のある方々のご厚意で色んなところでご一緒させて頂きました。
こいる師匠が癌で闘病生活に入られていることを知り、お声掛けをさせて頂いたんですが…コロナさえなければもっと色んなお仕事が出来ていた筈だし(実際コロナが始まり直ぐに演芸会のゲストや宴席の余興、お祭りのゲストなど色んなお話がキャンセルになってしまった)、色んなお仕事が出来ていたならばもしかしたら、こいる師匠はまだご活躍されてたんじゃいか、とさえ思っています。
やはり漫才師にとって、漫才で立つステージは何よりの栄養剤であり抗がん剤になると思うのです。
何だか未練がましくてごめんなさい。
実は今、こいる師匠との想い出をまとめようとしてまして、来年には何かしらの形で発表出来たらなぁ、と考えています。
こいる師匠とご一緒出来たことにより、沢山のことを学ばせて頂きました。
これかもその学びを糧に、1日1日を大切に生きて行きたいと思っています。
あっ、天国からこいる師匠の「あーそうかいそうかい!」の声が聞こえて来たf(^^;