11月19日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
父ちゃんが愛するわが子4人に伝えたいことを綴ってます。
今日、4人に伝えたい言葉は…
兼近大樹くん
“おもんない人って簡単に人のこと『おもんない』って言うんですよ”。
兼近くんは…説明するまでもないよね。
実はあるネットの記事を見つけて…父ちゃん、深く〔本当にそうだ〕と思った話が取り上げてあって。
今日の言葉は…君たち4人ではなく、父ちゃんがここまで仕事としてきた“芸人”“漫才師”“タレント”“MC”という立場から、世の中の人々に伝えたいことを綴りたいと思います。
なので凄いマニアックな話です。
最近でこそ、父ちゃんも結構なおじさんになって来たので…そこまで失礼なことを言われることはなくなって来ましたが…昔はちょこちょこあったのよ「おもんない」とか「滑ってる」とか、安っぽく扱われたり言われたりしたことが。
「おもんない」「滑ってる」は…“芸人”“漫才師”を自認している人が最も言われたくない言葉トップ2なんです。
ただ勿論、実際に自分自身が「おもんない」「滑ってる」という事実があったならば、それは充分に凹んで反省すれば良いことなんですがね。
父ちゃんはMCという性質上、人をイジる立場になることが多くて。
特に相手が芸人さんだった時に基本使っちゃいけないと思っている言葉が、実は「おもんない」「滑っている」の2つなんです。
何でかっていうと、それは勿論自分自身が芸人であったり漫才師であったりすることもあり、〔言われて嫌なことは言わない〕というのもあるにはあるんです。
でもそれ以上に自分が大事に思っていることが…「「おもんない」「滑ってる」という言葉を使うヤツこそセンスがない」と強く思っているからなんです。
誰でも言えるんです、だって若手の時なんで余興に行ったらお客の酔っ払ったおっさんが言って来たことがあったから。
まぁ、それはお笑いを生業としている人ではないので…人としてどうなの?とは思うけど、しょうがないな、実際滑ってたからな、と思うだけ。
プロであるならば、「おもんない」「滑ってる」というんじゃ何のセンスもないじゃないの。
実際「おもんない」「滑ってる」場合であっても、その状況を振り子の如く面白い言葉でイジってフォローしたり、拾って大きな笑いにしたりしないと駄目だと思うんです。
そもそも父ちゃんが「おもんない」「滑ってる」ということ自体、同業として「お前が言うな」ってなるのもあるんやけど。
父ちゃんがこのような状況に居合わせた時、これぞチャンスと「おもんない」「滑ってる」ではない、その場が盛り上がるような言葉で場をイジるようにいつも強く意識しています。
勿論それも滑ることだってないとは言えないケド(^^)
お笑いじゃない例えをしましょうか。
例えば一般の人と絡んでて…その方が緊張していたとしましょう。
その人に「緊張してるね」と言ったとして、それが一体何になりますか?
その人は自分が緊張していることを強く意識して、より一層緊張してしまうだけで…誰も何も得しない。
父ちゃんだったら、緊張がほぐれるように話し方を変えたり、雑談をあえて差し込んでみたり、とにかくその人がリラックスできるように努めます。
基本は相手のことを尊重し、大切にする気持ちです。
これね、全てにおいて言えると思うんだよね。
ネットで簡単に人を否定する…誰が言ってんの?どの立場で言ってんの?自分はどうなの?
世の中には自分のことを棚に上げて、人のことばかり非難したり否定したりする人が多過ぎます。
君たち4人は…絶対にそんなレベルの低い人に惑わされたりすることなく、自分が自信を持っているものを大切に生きて行って欲しいと思っています。