▶一人でも多くの人に観て欲しい映画がある▶
ドラマ『silent』が大きな広がりをみせているでしょう。
★★★
『今日のレフくん』
「寒さ厳しい季節がやってきたにゃん!」
★(1年前…)2021年11月2日の夢叶は、『岡本和真選手!2年連続2冠王!』でした。
今秋の連続ドラマに嵌っている吾輩。
中でも涙なくしては見ることが出来ない『silent』は楽しみで仕方ありません。
この『silent』の脚本を手掛けているのは新人脚本家。
今回は『silent』の裏側を紐解いてくれる記事をご紹介します。
★『話題のドラマ「silent」の脚本家・生方美久さんの心情に迫る夢叶なのだ!?』
今とある映画の脚本を手伝っている吾輩。
とっても参考になりました。
「silent」脚本家・生方美久さん、29歳連ドラデビュー作が大反響…「心情優先」にこだわり
女優の川口春奈(27)が主演を務めるフジテレビ系「silent」(木曜・後10時)が、見逃し配信の再生回数で歴代最高を記録するなど、大きな話題となっている。医療や警察ドラマが大手を振る昨今、ストレートなラブストーリーがヒットするのはまれだ。脚本を務める生方美久さん(29)は、実は本作が連続ドラマデビュー。いきなりヒット作を生み出した新人脚本家に、今の思いや作品に対するこだわりを聞いた。
連ドラデビュー作の大反響に、生方さんは
「うれしく思っています。今後もよろしくお願いします」
と初々しくあいさつした。
『silent』は、主人公の青羽紬(川口)が本気で好きだった高校時代の恋人・佐倉想(目黒蓮)と別れ、8年の時を経て再会し、待ち受ける現実と向き合っていくピュアなラブストーリー。登場人物が発する言葉が、「心に刺さる」「毎話泣ける」と視聴者の感情を揺さぶっている。
「セリフは、会話させた時になんて言うか、というのを考える。最初にキャラクター設定して、その子がしゃべるなら、こう言うだろうとか。普通に話していても、逆説になっていたり、『でも』『う~ん』とか言うじゃないですか。その方が自然かなって」
ストーリーの大筋は、プロデューサーの村瀬健氏と話し合いながら、自身で登場人物と物語の詳細を詰めてきた。「刺さる」セリフの根っこには、“人間らしく”細やかに設定されたキャラクター像がある。
「メインキャラはプロフィールをA4ペラ1、2枚くらいにまとめている。過去にこんなことがあったとか、人生の分岐になった出来事をつらつら書いている感じです」
ペラ1、2枚だが、村瀬氏は
「僕や監督の頭に浮かぶ人物像になっていて、それを生方さんが脚本にした時にしゃべっているイメージ」
と評す。制作現場も、できるだけ生方さんの書いたものを取り入れているという。それ故に、他のドラマと一線を画す仕上がりになっているのだろう。
ただ連ドラデビュー作とあって、まだ不慣れなこともあり、周囲からの助言は
「いっぱいされてます」
とはにかんだ。今回は、川口や目黒を想像しながら、いわゆる“当て書”で脚本を執筆した。
「お芝居に関してはドラマとか映画が好きで(2人を)よく見ていたが、演技をしているところより、インタビュー映像を検索して、しゃべり方とか声のトーンとか、そういうところは反映させたいなという気がしました。川口さんと目黒さんは、私が思っていたイメージというよりは、世間一般のイメージに当てはまるようなものにしようというのはありました」
そうした中で、出来上がった映像を見て、自身の脚本との間で避けがたい“乖離”については、どう感じているのだろうか?
「監督やキャストの皆さんがとても理解して、演じて下さっている。自分の書いた時に頭にあるものと『違うな』って思う絵の撮り方やお芝居はあるのですが、それが『違う』という感じではなくて、作品全体として、その1話として見た時に、むしろ正しくしてもらっている印象。『違うな』という不満という意味での違和感を感じたことはない」
恋の行方が気になるファンの間ではネット上で、考察合戦も繰り広げられるようになった。ラブストーリーでは極めて珍しい現象に、生方さんも驚きを隠せない。
「そんなに私自身は伏線とか思っていなくて、単純に何が変わって、変わってないかを描く要素の一つとしてセリフになっているだけ。私が一番、考察されているのにびっくりしている」
物語である以上、大きな流れは一定の段階で決まったが、場面毎の「感情」を大切に書いている。
「ラストはこうなるというはその時々考えるけど、(細部は)結構変わっていくことがある。どこに向かわせるかということより、基本的にはその時々の心情を優先させている」
初回の見逃し配信の再生回数は531万回を記録し、TVerでは民放歴代最高記録を塗り替える443万回という新記録を達成。物語は中盤だが、第4話では2人の関係に急展開を告げる場面があり、視聴者を驚かせた。
「心情を優先させる」ー。その姿勢がファンの共感を呼び、涙を誘うセリフに通じているのだろう。生方さんは、紬と想にどんな未来を用意するのか。「令和のラブストーリー」から目が離せない。(江畑 康二郎)
◆生方美久(うぶかた・みく) 1993年5月10日。群馬県出身。29歳。群馬大医学部保健学科卒業後、看護師に。独学で脚本を勉強し、「踊り場にて」で第33回「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞。
(エムP)
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。
*1:※スポーツ報知