8月31日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
1カ月間に亘り、父ちゃんがここまで18年間お世話になって来た浅草東洋館さん・漫才協会さんの話を綴って来ました。
父ちゃん自身振り返ってみて、色んなことがあった訳ですが…父ちゃん自身が学べて良かったと思うことをまとめておきます。
①先入観は捨てるべし、まずは飛び込もう
最初はネガティブなイメージもあった、浅草の演芸の世界。
色々耳にする話もあって、恐る恐るといった感じでしたが…いざ入ったらそんなこともなく、良いところが沢山ありました(全肯定出来る訳でもありませんが)。
今はネットも有って情報が氾濫しています。
勿論事前のリサーチはとても大切ですが、何より大切なのは“自分の目で見て決めること”。
ネガティブなイメージには往々にして脚色が施されているからね!
②先人の金言と向き合おう
師匠・先輩にあたる人と積極的に接点を持つことをオススメします。
特に厳しいご指摘を頂くことが出来るのは財産です。
それは自分では見えない、自分の欠点を自覚出来る最大のチャンスですし、大人になると自分が損してまで言ってくれなくなりますからね(諦めて距離を取る)。
漫才協会の若手の人の中には“売れてる”“売れてない”で判断する場合が多いように思うのですが、人の価値は結果だけで判断すべきではありません。
結果として“売れてる”人が実は色々問題のある人だった、という場合も父ちゃんは知ってますし、結果により悪い部分が立ち消えになるパターンもあります。
父ちゃんもここまで、沢山の漫才協会の師匠・先輩から、沢山のことを学びました。
もし仮に“得るものがないな”と思っても、それさえ1つの学びとなっているです。
③社会人としての振る舞い
若い頃は生意気であることが美徳とされる時期がありますが、そんなのは大人になったら一切通用しません。
周りの人を不快にさせるような人にお仕事を始めとした素敵な出会いが巡って来る筈がありません。
楽屋での挨拶回り、宴席での不文律、お世話になった際の御礼の伝え方…振り返ると沢山のことを学ばせて貰ったことが財産となっています。
これは少しいやらしい考え方ですが…礼儀が出来てる人、出来ていない人、どちらとお付き合いしようと思うか?です。
その辺り、理解して実践出来る人になって欲しいと思っています。
他にも沢山のことを経験し、学ばせて頂きました。
君たち4人もこれから1人ずつ、社会に身を置くようになるかと思います。
父ちゃんは何処までその姿を見続けられるかは分かりませんが…ずっと心の中に留め置いて貰えたらな良いな、と思っています。
父ちゃんは君たち4人の味方だから。