8月26日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
父ちゃんが以前、任侠物のⅤシネマ作品『日本統一』に出させて頂いた時の話です。
ロケは山梨県の甲府市の郊外、始発で入って日帰りの強行軍。
お笑い芸人としてはそれなりのキャリアとなった父ちゃんですが、お芝居のお仕事はまだ数本しか経験しておらず、この時もお芝居の撮影という非日常(しかも任侠物というレア空間)の中でそわそわしっ放しでした。
そんな中、お一人のベテラン俳優さんがいらっしゃいまして、喋り掛けて下さいました、その方が…三浦浩一さん。
いわゆる“名脇役”と言って良い方で、色んなドラマでご活躍を拝見していた父ちゃんは…まずその気さくなお人柄に感動。
セッティングで時間があった中、色んなお話をさせて頂いている中で…話題は漫才協会の話になりました。
「ホームランさんはご存知ですか?」
…御存知も何も、私が大好きな漫才協会の先輩。
三浦さんは若い頃、よくホームランさんとお仕事を一緒にされていたそうで…ホームランさんのお陰でより三浦さんと話を弾ませられることが出来ました。
父ちゃんの出演部分の撮影が先に終わり、現場が失礼する際も…
「ホームランさんに宜しくお伝えください」
…優しい一言。
そして帰りの甲府→新宿の高速バスの乗り場が分かりにくいということで、道順を書いて手渡して下さる細やかさ。
三浦さんのような方に優しく接して頂いたことに、終始恐縮しっ放しの父ちゃんでした。。。
後日、浅草東洋館でホームランさんにこの話をしたら、お二方ともとても喜んで下さったなぁ。
父ちゃんはこの時、“色んなジャンルの方と接点を作る”ことの大切さを感じました。
普段接することのないジャンルの方とご一緒することで、人の縁、視点、仕事の幅など自分の世界が広がるのです。
自分の世界が広がることで、吸収する量や質も上がるし、アウトプットに関しても同じく。
君たち4人には決して閉鎖的にならず、視点を遠くに置く習慣を身につけて欲しいな、と思っています。