8月25日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
振り返ると…知らずにしてしまっていた失礼って悪気がないだけにまた繰り返す可能性が高い訳で…本当に怖いことだな、と思うんです。
父ちゃんの場合、言ってもこいる師匠からお叱りの言葉を貰ったのが33歳。
こうやって文字にすると、改めて恥ずかしさがとめどなく溢れて来ますが…それでもこの時言われてなかったとしたら、最悪の場合、今でも失礼を繰り返し続けている可能性すらあるのです。
ゾッとするね。
そしてことあるごとに感謝です。
この感謝の気持ち、父ちゃんは墓まで持って行くんじゃないかな。
これって父ちゃんが若かった時だけの話じゃないから…今でも若手の人が今まで受け継がれていた礼節を知らず、気付かぬうちに失礼をしているケースが実は結構多かったりするんです。
これはちょこちょこあるんですが…浅草東洋館の舞台袖での話。
出番が近付き、舞台袖に来られた某師匠。
若手の人が置いてある椅子に座っていて、座る場所がない。
どうする?
君たち4人がその場で座っていた立場だったなら、即座に席を立って欲しい。
これは電車の中で目の前にお年寄りが立っているのに、シルバーシートに座っている若者は一向に席を譲らない…という話とは全く性質が違う。
“敬う”という気持ちがあるかどうかの話なんです。
父ちゃんが座っていたら当然直ぐに立ち上がって席を空けるようにします。
そして重要なのは…心からやること。
ポーズでやっていても相手は直ぐに気付くし、そんなんでやっても何の意味もない。
自分が実践する行動は、心の鏡だと思って下さい。
心から実践していなければ、それは直ぐに相手に伝わるし、それは相手だけじゃなく、周りの人へも直ぐに伝わります。
聞くんだよね、周りの芸人さんから「〇〇がこんな態度だった」みたいな話。
ぶっちゃけ父ちゃん自身も〔舐めた態度とられてるなぁ〕と思うことは時々ある。
でもね、何とも思わないの。
失礼な態度をとられたとしても、相手にしなければ良い話だし、これから交わらなければ良いだけなので…父ちゃんはそういう人が居たら直ぐにスイッチをオフにして距離を取ることにしてる。
人生は有限です、同じ時間を過ごすなら、言わなくても分かる、肌の合う人と過ごした方がより良い時間の過ごし方が出来るじゃない。
だから何かあっても基本は言わない。
これは父ちゃんだけじゃなく、大人になると殆どがそういう人。
だからこそ…怒ってるくれる人には感謝しなきゃいけないんです。