8月16日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
まずは自己紹介、全員の師匠方にご挨拶をしに回る。
1日で終わる訳もなく、自分の出番のある日に香盤表を睨みながらまだ挨拶出来ていない師匠方に少しずつ自己紹介という通過儀礼を少しずつ進める。
事前にあった予備知識=先入観で勝手に思い込んでいた“挨拶しても目も合わせてくれない”みたいなのは全くなく、基本ほぼほぼ全員の師匠方が温かく受け入れてくれました。
これは後に父ちゃんの中の1つ大きな経験則となりました、これはいずれ然るべきタイミングが来たら振り返りたいと思ってます。
そして浅草の演芸の世界を叩いて以降…思えば18年に亘り、父ちゃんがずっと続けているルーティンがあります、それが…出番前の挨拶。
自分がステージに上がる直前と直後、諸先輩方のいらっしゃる楽屋を回り、挨拶をするのです。
「お先に勉強させて頂きます」
「お先勉強させて頂きました」
…これ、ずっと続けてます。
厳密に言うと、“お先”に関しては…出番を終えられた方に言うのは矛盾になるので、その際は“お後”と言い換えるようにしています。
それ以外は…ずっと変わらず続けています。
最初の頃はこのルーティンがとにかく面倒で。
もっとぶっちゃけて言うなら〔何の意味があんねん?〕くらいに思っていました。
自分の順番になったら舞台に出て、決められた持ち時間ネタをやって、終わったら舞台降りてさっと着替えて帰ったらエーやん、と。
まぁ、ある意味それでもえーんやと思います。
しかしながらね、やはりどんな行動にも意味があるんです。
しばらくして…その「お先に勉強させて頂きます」という挨拶をして回ることの意味を、少しずつ気付いていくことになるのです。。。