8月13日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
2004年2月、父ちゃんは初めて浅草東洋館さんという演芸場に足を踏み入れることとなりました。
思えば…1994年に芸人になるべくして神戸から上京して以降、浅草という街に出向いた経験は…10年間でたったの一度だけ。
上京して1年後くらいに神戸に住んでいた別れた元カノが一人旅で東京に来るという連絡があって、「浅草行きたい」って言うもんだから…したり顔で降り立った駅があろうことか“浅草橋駅”で。
浅草という名前は入っているが、いわゆる雷門などがある、アノ観光地・浅草から随分離れたところにある駅で…暑い中30分くらい浅草まで歩いたっけ。
要は上京して10年の期間で一度しか行ったことが無い街に20年近くも通い続けることになるんだから…人生本当に分からない。
当時はまだつくばエクスプレスという、浅草東洋館さんから1分のところに駅がある路線も通っておらず、足立区に住んでいた父ちゃんは日比谷線で上野まで行き、上野で銀座線に乗り換え田原町で降りて、歩いて7~8分という、今思えば信じられない程の面倒な行程で浅草に通っておりました。
…ま、そんな成り行きの話は置いておいたとして。
初めて東洋館に行ったときは…確か前説だったんじゃないかなぁ。
この辺の記憶は実に朧気なんですが、一応若手ライブとはいえこの時点で芸歴10年くらい経っていたので…初めての舞台と言ってもそんなに緊張するようなことはなかったように記憶しています。
それよりも戸惑ったのは…今まで若手ライブでは全く経験したことのなかった、演芸場の楽屋周りを中心とした中で馴染まなければならない“しきたり”。
ある程度の予備知識があったので、それほど驚くようなことはありませんでしたが…それでも正直馴染むまでには少し時間が掛かったように思います。
明日からはその“演芸場におけるしきたり”について、綴って行きたいと思います(^^)