8月1日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
今日からしばらく特別企画。
《父ちゃんが演芸場で学んだ“人生において大切なこと”》と題して、父ちゃんが漫才協会という団体に籍を置き、浅草東洋館という演芸場に出させて頂くことになって18年…その間に学んだことを綴っていきたいと思います。
細かい経緯は明日分に振り返りますが、父ちゃんは今も立たせて頂いている浅草東洋館との縁が始まる前に10年の芸人としてのキャリアがありました。
そこからWコロンというコンビがキッカケとなり浅草に通う日々が始まりました。
そうこうしているうち、少しずつ今まではライブハウスや演芸場といった“決められた時間ネタをやる”というステージのお仕事以外の…テレビ・ラジオを始めとしたメディア、あと同じメディアでも活字媒体である雑誌や新聞に取材をして頂いたり、それから〔お笑いファン〕ではない、不特定多数の方を対象にした営業(イベント)のお仕事もやらせて貰いようになって。
そしてWコロン解散後は演芸以外のお仕事をさせて頂く機会にも恵まれた訳ですが…日々、お仕事をさせて頂く中で“演芸場で学んだこと”が随所で活かされていることに気付きました。
これは特に芸事に限ったことではありません。
結局、結論から言いうならば…芸事に勤しむ中で正しいとされることの殆どは、実は芸事に限ったことではなく、全ての世界に共通して必要なことだと思うのです。
父ちゃんが今も昔も大切にしていることが…“実践すること”。
日々生活する中で…傍から見ていて“出来るような気になる”という錯覚と遭遇することがあります。
でもこれはあくまで“傍から見ていて”というだけで、実践した訳ではありません。
実はこの錯覚は誤りであることも多いし、この錯覚により進むべき進路を誤ってしまう落とし穴も意外に多い。
父ちゃんが君たちに確信をもって伝えることの全ては“経験に基づくもの”です。
あとの最終的な理解は君たち自身ですが、父ちゃん自身は一点の曇りなく“経験を経て得た確信”です。
今回は“漫才協会”や“浅草東洋館”でのしくじりを含めた父ちゃんの経験を、今後の君たちの人生に活かして貰えたなら、父としてこれに勝る充足感はないと言っても良いでしょう。
このテーマでは文字の色を変えたり大きくしたりと言った装飾は最低限に留めたいと思って慰安す。
目を通して行く中で、心の中で装飾される部分が残れば良いなと思っています。
これからの君たち4人の心の中に…父ちゃんの経験が少しでも多く大切にすべきこととして装飾され、残りますように。。。