5月14日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
父ちゃんが愛するわが子4人に伝えたいことを綴ってます。
今日、伝えたいことは…“自分が非力であることを認められる人に”。
父ちゃんが芸人を目指し始めた、若手の頃の話。
とても格好悪い話なんやけど…父ちゃんは若い頃、自分が実力がないことを認められませんでした。
やっぱ“自分は出来る人間だと思われたい”という、とてもつまらないプライドで…難しい言葉やけど“虚勢を張ってた”んだよね。
で、ここがポイントなんやけど…“虚勢を張ってる人”は自分で気付いてないことが多いと思うんやけど、周りの人たちは既に“虚勢を張っている”ことを気付いているという事実。
父ちゃんはこの事実を受け留めるようになってから、ようやく芸人としてのお仕事がスタート出来たように思います。
“虚勢を張る”というのはすなわち、“自らの弱点を隠そうとしている”のと同時に“自らの弱点を受け留めない”ということ。
“自分が至らない人間である”という事実は、“自分はここを直さなきゃいけない”と自覚することであって、そんなことは周りの人は気付いてる訳だから隠そうするくらいならさらけだした方が人として魅力的だと思うのね。
そして“自らの弱点”を受け留めることは、その弱点を克服するための第一歩でもあるのです。
逃げたり、人のせいにしたり、開き直ったりして自分の弱点に向き合おうとしない人間を、周りの人は好きにはならないし、応援したいとも思わないと思うんだよね。
父ちゃんなんて弱点だらけだもん。
天然でちょいちょいミスするし、言葉のチョイス間違えて大滑りすることもあるし、緊張しいだし、頑張らなきゃいけないのに睡魔に負けてしまうこともあるし、あと一発ギャグとか本当に出来ないし、エピソードトークも苦手。
でもそれを受け留められるようになったことで、天然だから事前の準備を人より多くしようと思うし、言葉も慎重に考えるようになったし、一発ギャグは(逃げられなくなった時は)滑ると思って開き直ってやるし、エピソードトークは色んなところで積極的に話すようにしたり、メモに取ったり。
全然まだまだやけど、得意になれなくてもせめて克服しようと思って日々頑張ってますf(^^;
その方が日々が建設的になれるし、楽しく過ごせるからね、皆も弱点なんか隠す必要ないんだよ、さらけ出しちゃおう!