2月8日になりました(^^)
父ちゃんは“お笑い芸人”という仕事に憧れ、故郷の神戸から東京にやって来ました。
父ちゃんが高校生の頃、ダウンタウンさんが大活躍をし始めてて、その様子をテレビで観て興味を持ちました。
その後大学に入学する訳なんやけど、今度はそのダウンタウンさんの後輩に当たる、千原兄弟さん、FUJIWARAさん、雨上がり決死隊さんといった芸人さんがやるネタが面白くて!
〔自分もやってみたい〕
…と思うようになり、大学卒業後東京で“お笑い芸人”としての修業を始めたのです。
東京に出る前はね、〔ちょっと頑張ったらなれるでしょ?〕くらいの軽い気持ちだったんやけど、それがまぁ当然やけど簡単には行かなくてね。
結果、テレビに出れて、“お笑い芸人”として稼いだお金だけで生活出来るようになるのに…15年も掛かっちゃった。
じゃあ東京に出てからの15年間、一体どうやって生活するためのお金を稼いでたのかって言うと…ずっとアルバイトをしていたのさ。
そりゃあまぁ色々やったさ…お好み焼き屋さん、鉄板焼き屋さん、中華料理屋さん、弁当の配達、コンビニ、ちらし配り、荷降ろし、築地の青果市場、夜勤の電話窓口…まだ他にもあったかも。
どの仕事も素晴らしい職業なんやけど、自分自身が望んでいた仕事ではなかったので…やっぱりとても申し訳ないけど早く辞めたかったし、アルバイトに行くのはしんどかった。
しんどいというのは、“望んでいない”という精神的な部分と、芸事のお仕事の合間を縫う形で夜勤で働いていたりすると、これはもう慢性的な睡眠不足で…肉体的な部分での辛さもまた大きくて。
それでも続けて来られたのは、やはり“お笑いが好きだ”から。
自分の周りの芸人さんたちが次々テレビなんかで活躍するようになっていってね、“いつかは自分も”というはっきりとした目標があったのも良かったんやろうなぁ。
その後、色々大変な時期もあったけどね、今はお笑いの仕事というより“喋る仕事”という感じになっていますが…そもそも喋るのが大好きなので、とても楽しいお仕事を今も続けさせて貰えてます(^^)
これはとにかく幸せなことだと思っています♪
父ちゃんは君たちにとって、自慢出来る父ちゃんではないかもしれないけど、でも君たちには父ちゃんのように“大好きなこと”を見つけて欲しいと思っています。
明日は…その辺りをもう少しくわしく書きたいと思います!