1月27日になりました♪
昨年末、12月頭の話になります。
昭和こいる師匠、そして私が籍を置く漫才協会がこんな催しを開催致しました。
御覧のような豪華な顔触れ、特に漫才協会の外部理事になられた高田文夫先生が出演するということもあって、チケットはこの時世に抗う完売!
出演したロケット団三浦くんから話を聞きましたが、会は大盛り上がりとなったそうです。
そんな中、唯一残念なお知らせがあったのです、それが…こいる師匠の休演。
私がこいる師匠の休演を知ったのは…漫才協会のTwitter。
私はその催し当日となる12月1日、急いでこいる師匠に電話をしました。
するとこいる師匠は直ぐに電話に出られました。
「おはようございます、木曽さんちゅうです」
「おぉ、木曽くんお疲れさん」
「こいる師匠、今日はお仕事の話ではないんですが…昨日、漫協(漫才協会)のイベントお休みになられたんですね?」
「あーそうなんだよ、よく知ってるね。今日東洋館?」
「今日は入ってないです、お休みになられたのを知ったのはインターネットです」
「あーそうかい」
…普段の会話ではこいる師匠は漫才の時のように「そうかい、そうかい」と面倒臭そうには仰いません、そんなことどうでも良いですね。
「いや、無理して行こうと思えば行けたんだけどさ…」
「薬のせいで立って歩くと気持ち悪くなっちゃうんだよ」
「だからさ、まぁライブだし無理しなくて良いかな、と思ってさ」
「そうだったんですね」
…電話で聞くこいる師匠の声は元気そう、私は少しホッとしました。
「…で、実はさ、明日から入院するんだよ」
「えー!そうなんですか!?」
「家の近所の病院なんだけどさ」
「どちらの病院なんですか?」
…病院の名前を伺う、しかしながら昨今のコロナの状況を考えると…この時期感染者数は低めで推移していたとはいえ、お見舞いに伺うのはちょっと憚られる。
「入院すると退屈でさ、やることないんで困っちゃうんだよね」
「確かに乗り気じゃないとは思うんですが…また元気になって頂いて、来年はまたいっぱい漫才のお伴をさせて下さい!」
「おぉ、宜しくね!」
…これがこいる師匠との最期のやりとりとなりました。。。
電話を切ってしばし。
〔明日は朝から入院の準備で慌ただしいだろうから…年内で会えるチャンスと言えば恐らく今晩がラストチャンスになりそう〕
〔入院生活退屈だって仰ってたから…何か退屈しないものを渡したいな〕
〔あっ、“のいるこいる”のDVDがイーんじゃないか!?〕
…こいる師匠が入院される前日、私の12月1日は…夕方まで予定が入ってました。
そこから家帰って諸々準備して、ポータブルDVDプレーヤー買いに行ってからこいる師匠のお宅に向かうとなると…PM8時頃になりそう。
〔どうしよう〕…私は悩みました。。。