1月19日になりました♪
2021年の7月…お亡くなりになる5か月前が、昭和こいる師匠と私の最期のステージとなりました。
昨日分のブログで振り返った通り、この時のステージはずっとアドリブ!
こいる師匠は好き放題喋り、私はそこに付いていく…その時まで持っていたこいる師匠に対するイメージが完全に覆されたのでした。。。
こいる師匠とのアドリブの応酬、メチャメチャ楽しかった♪
それじゃあ…昭和こいる師匠とちゃんと“昭和のいる・こいる”の漫才をオマージュする形でステージでご一緒させて頂いたのはいつかというと…2021年5月、私がお世話になっております三遊亭圓雀師匠の落語会でした。
以前、木曽さんちゅうがピンで出させて頂いたこともある『松並木落語会』。
会場は草加駅前にあるアコスホールという劇場。
キャパは500席くらいという、立派な会場です!
私が出させて頂いたのはコロナ前のことなので、ソーシャルディスタンスや人数制限も当然なく超満員。
本来であればそんな環境で立てれば最高だったのですが…そもそも会を催すことすら考えが様々な時期ですから…漫才が出来る、ということだけでも本当に貴重な機会でしたし、こいる師匠と私の漫才を理解をして下さった圓雀師匠にはいくら感謝してもし切れません!
以前のブログでも紹介した通り、かなり歩くのが辛くなってらっしゃったこいる師匠、この時のお仕事を説明する時も、最初に気にされていたのは「駅からどれくらい?」という、“歩く距離”。
その点、アコスホールは草加駅を降りて目の前という好立地ですから、その辺りは問題なし。
とはいえ、ご自宅から草加までは公共交通機関を利用して来なければならないので…決して楽ではありません。
車でご自宅にお迎えにあがれば済む話だったんですが…若輩者の勝手な考えですが、少しでも身体を動かして欲しい、という思いもあったり。
こいる師匠の会場までの道程は毎回、本当に判断が難しかったです。。。
こいる師匠を待たす訳にはいきませんので、当日は待ち合わせ時間の30分前くらいに草加に到着。
改札の前で待っていると…約束の10分前くらいの電車で草加にいらっしゃいました。
そういえばこいる師匠は最期まで…スケジュールをしっかり守られる方でした。
私の方で事前の連絡が少しでも遅くなると、必ず電話が掛かって来ましたし、待ち合わせの時間も必ず約束の10分くらい前にいらっしゃる。
漫才では適当さが持ち味のこいる師匠でしたが、こと仕事に対しては非常に高い意識で向き合う方でした。