１１月１８日になりました♪
自分たちを取り巻く状況が劇的に変化していく中、時にとても残念な気持ちにさせられることがありました。
それは…新幹線で地方に営業に行く道中でのことだったと思います。
同じ車両に居た、当時身を寄せていた事務所の社長さんから１通のメールが届きました。
それは…根津君のことを紹介する、“お笑いライター”と言われる肩書の方による記事。
それは根津君が時代の寵児であり、如何に多彩な人物であるかが綴られたもので、その中に含まれた“木曽さんちゅう”の要素は…ただ“相方である”という事実のみ。
結局これはその当時の私が今以上にもっと未熟だったことにも起因する話なんですが、その記事に目を通した瞬間は《私がここまで謎掛けをエンタメにするためにどれだけ注力して来たか？》が全く伝えられていなかったことに対する虚無感で、まさに全身の力が抜けて行ったのを今でも昨日の出来事のように覚えています。
そして…その事務所の社長さんに対し〔なんでこの記事を私に送って来たのか？〕という疑念。
その社長さんは単純に〔凄いよな、嬉しいよな〕というシンプルさのみで送って来られただけだと思います。
そこはまぁ、結局コンビの中で１つのものを構築して来た過程を把握していないからだ、ということで直ぐに理解出来ましたが。。。
勿論さっきも綴った通り、私自身が未熟である故の話で…当時の私は今より当然若かったし、今よりもっと自己承認欲求も強かったので…誰より自分自身が自分のことを過大評価してしまっていたことは反省すべきだと思います。
その後数え切れない程の取材を受けさせて頂くことになる訳ですが、勿論色んな方がいらっしゃる訳で…この“沢山の取材を受けた”という経験は、今、私がインタビュアーとしてのお仕事をお引き受けする際の大きな財産となっています。