8月28日になりました♪
お笑い芸人の主たる収入源の1つ…“営業”。
ショッピングモールだったり、イベントやお祭りだったり、宴席だったり…様々なシチュエーションがあるんですが、ポイントは“不特定多数が対象である”そして“お笑いを観るのが目的ではない人も対象である”というところ。
お笑いライブや演芸場、寄席などは基本“お笑いを観に来ている”能動的な人たちが対象なので、そもそも出て来る芸人さんに多かれ少なかれ興味があるのが前提、これは実は非常に恵まれた環境なんです。
一方、“営業”の場合は…その部分が決定的に違ってて、極論で言うなら“笑いに来ていない人たち”も巻き込む方法論で臨まなければならないのです。
お笑い芸人さんがよく口にする“営業ネタ”というものは、その“笑いに来ていない人たち”の心を掴むための大切な武器。
よく経験のない若手の人たちなんかがライブのノリと同じスタンスで舞台に立ち、玉砕するのを目にして来ましたが…“笑いに来ていない人たち”のハートを掴むには、まず“こちらから距離を縮める”ことがとても大事になって来ると、私は考えます。
勿論、歩み寄ることを良しとせず、距離を縮めず、自分がやりたいことを貫くのも芸人の生き方として1つの選択肢だとは思うのですが…これは個人的な意見ですが、ライブなんかとは違い、ある程度のお金(ギャラ)を頂くのであれば、それに見合った結果を出さなければならないと思うのです。
一方、自分がやりたいことを貫き、且つ普遍的な笑いを作れる存在になる方法の1つは…ズバリ“知名度をあげて認知されること”。
当時“謎掛け”という、(当時)決して普遍的なリアクションが見込めない芸で勝負を掛けていたWコロンが…『爆笑レッドカーペット』に出演させて頂けるようになったことで、不特定多数の方々に向けての一筋の光が差した出来事だったのです。。。