7月28日になりました♪
『エンタの神様』に出て営業を増やしたい。
この思いが強かった2004~5年あたりの話。
“エンタ芸人”になるための方法論の1つ“キャラを乗せる”パターンは…私的には向いてなかったこともあり選択肢になりませんでした。
残る…コントはそもそもやったことないし、演技は上手くないので…これまた選択肢に入りませんでしたし、リズムネタもリズム感がないので無し。
一言ネタということに関しては、このあと“ととのいました”というフレーズが生まれるので、武器とすることが出来ましたが、この時点では…意図的に「とってもいい!」というフレーズを漫才内に入れてたんですが、うまくハマらなかったり。
こおフレーズに関しても…これも私個人の間隔なんですが、意図的に作ったものってうまくハマらないイメージがあって。
“ととのいました”が結果良かった最大の要因は…偶発的に生まれたものであり、狙って作ったものにはない“いやらしさ”みたいなものが無かったからだと思っているんです。
これだけ『エンタの神様』に向いてない要素が揃ってるんです、普通なら“向いていない”と諦めてるところです。
しかしながら…諦めなかったんですよねぇ。
ある日のこと、いつものように羨望と分析の入り混じった不思議な感覚で…『エンタの神様』を観ておりました。
そしてある芸人さんを観ていて…1つのアイデアが閃いたのです。
その芸人さんは…
…そう、桜塚やっくん。
御覧になって分かると思うんですが、男性です。
男性のやっくんがセーラー服姿でやるネタはフリップ芸。
そしてただのフリップ芸ではなく…ネタに入る前にお客さんを2~3人指名してやっくんのボケに対して指名されたお客さんがやっくんのボケを突っ込むというもの。
そしてそのツッコミをまた突っ込み返すという…今振り返ってもオリジナリティー溢れるパッケージですよねぇ。
そのスタイルは、やはり今までには無かったもので…やっくんはそのルックスの良さもあって大人気の芸人さんでした。
私は彼の芸を観て…1つのパッケージを思い付いたのです!