7月27日になりました♪
現在の特番のスタイルでは少なくなっているようですが…レギュラー放送の頃の日本テレビ『エンタの神様』は、出ている芸人さんの多くが…“キャラクター”を付けてネタをやっていました。
その最も判り易い例が…“コウメ太夫”。
私はコウメ太夫が大好きで、彼の営業で前説をやらせて持っていた頃…逆に自分のやっているネット番組にゲストで来て貰ったり、最近でも自分が主催している『木曽さんちゅうのザイマン演芸会』というイベントでもゲストで来て貰って2人で漫才したり。
彼は言わば“キャラ武装している”芸人の代表格と言える存在なんですが…彼の凄い所はこの濃過ぎるキャラクターを軽く凌駕する唯一無二のキャラクター!
あのキャラ、実は全くと言って良いくらい普段通りなんですf(^^;
普段から挙動不審だし(ごめんね)、言うことも結構不思議だし(ごめんね)、私はそこが大好きだし、最大の魅力だと思っているんですよね。
私は…芸人として何か“キャラを乗せる”ことが出来ない人間で。
それは何故かと言いますと…例えば普段のトークなんかで、自然体(素)ではなく、何かキャラを乗せていると…絡みの度に普通のやり取りの中で都度都度“キャラに変換する工程”が必要になる訳です。
ここからは敢えて私個人ということで言わせて頂きますが…私はそもそも不器用のなので…その“都度都度キャラに変換する”ことが出来ない。
キャラを付けることで、変換する行程分早い反応が出来なくなってしまいますし、直ぐに素になってキャラが崩れてしまうのです。
『エンタ』に出る、というだけの目標で良ければ…思い切り練習して完璧にそのキャラを実践出来る状態に仕上げて“練習したものを披露する”ことで可能になるかもしれないが(それ自体もあまり得意ではありません)…やはり『エンタ』以外のフィールドを視野に入れて考えると…(自分的には)あまり得策ではないと思ったんです。
勿論“キャラ”をつけても順応出来ている人も沢山居ます…髭男爵の山田くんなんか、機転も利くし、コメント力も抜群で…いつも惚れ惚れさせられますもん。
とにかく…『エンタの神様』の出演を目指すにあたり、“キャラを付ける”という戦法は私にはないと思いました。
さぁ、どうするべきか。。。