7月15日になりました♪
芸人、特に漫才師にとって、とても重要なのが…衣装。
コントの場合はネタの役柄によって衣装が変わるので…そういう意味では衣装は必然で固定できないのですが、漫才の場合は…概ね決めた衣装でセンターマイクの前に立つ訳ですから…その衣装は看板となるのです。
例えばバズーカルームの時は…中屋くんが前のコンビで着ていたレスリングタイツが良いと主張する事務所の社長さんと、その衣装を完全に良しとしない中屋くんと私。
結果実に中途半端な折衷案(体操のユニフォームに緑のジャージ)となったという…まぁ、事務所さんにはそれなりの意向があったのかもしれませんが、やはり当人たちが2人とも“NO”だった訳ですから、そんな衣装はいくら立場のある人からの進言であっても飲めない、しかしながら結果中途半端に受け入れてしまった訳なんですよね。。。
納得しない衣装を着て、(勿論そのせいだけではありませんが)結果上手く行かなかったとなると…やはり心残りやわだかまりを抱えることになりますからね。。。
私はバズーカルーム時代の経験を経て、今後いかなる進言があっても“良いと思えないものは受け入れない”“納得できないものは受け入れない”ことを固く誓いました。
さてWコロンの場合。
というか、やはりポイントはコンビの看板である根津君の衣装。
私の中では“浅草キャラ”みたいなのを前面に押して行くべきだと思ってまして、しかしながら当然メディアの露出も図って行きたいところ。
故にどっぷり“浅草キャラ”“寄席キャラ”みたいなのだけを押すと…やはりメディアとの親和性みたいなのが薄れるように思ってて、そこを緩和出来るような衣装が良いな、と漠然と思っておりました。
漠然としたイメージだけがある状態で…ある日ある町へ行きました。