7月5日になりました♪
さて色んなところで活動が始まり、私個人の話として見ると…何となく再始動してしまった感じ。
その軸となったのが…漫才協団(現・漫才協会)に入り、浅草東洋館に出させて貰うようになったこと。
2004年から今の段階で17年間…出ていない時期も幾らかありましたが、ずっと出させて頂いている演芸場。
その初めての印象は…ぶっちゃけますと“暗い”。
何処が?と言われましたら…あらゆる部分。
いらっしゃる芸人さんのテンションが低い、それはベテランさんの場合致し方ない部分もあると思うのですが…ずっと若手芸人の出るライブで活動を続けて来た私から見て…やっぱ若手芸人のライブの楽屋は賑やかで活気があって、あらゆる意味において刺激的で躍動感に満ちた場所なんですが、東洋館の楽屋にはその類が無かった。
今となってはそれが良さだと感じるようになっているのですが、当時は私も血気盛んな頃でしたから…ちょっとびっくりしましたねぇ。
そして…お客さんが少ない。
今はコロナで少ないのも致し方ないところですが、当時はそもそも少ない感じ。
少ないから当然受けない、芸人さんも何処か諦めてるような感じ。
今だからぶっちゃけますが、正直「これは染まるとマズいなぁ」…生意気ですが、本気でそう思っておりました。
勿論マイナス面だけじゃなく、プラス面で言うなら…まず出番が増える、持ち時間も若手ライブですと大体5分くらいですが、演芸場の場合(当時は)基本15分。
今は漫才協会も所属する芸人が増えたので、1組基本は10分になっているのですが…これは芸人としての体力をつけるのにうってつけの場所でした。
そして何より…今まで演芸番組で観てた青空球児・好児師匠、おぼん・こぼん師匠、昭和のいる・こいる師匠といった大看板の漫才師の方々の芸が袖で観られる、これが嬉しかった!
こうして私の漫才師としての新たなホーム・浅草での演芸生活が幕を開けたのでありました(^^)