6月24日になりました♪
浅草の演芸場・浅草東洋館に出入りし始めることになった私。
今もホームとして活動を続けている場所です、感謝以外の何物もありません。
当時演芸場という場所で活動出来るということは…とてもポジティブに受け止めてました。
他の若手芸人が居ない。
そもそもの活動する機会が増える。
ライブだけでは中々広がらない、仕事を頂けるキッカケが出来る。
そして…
寄席キャラみたいなのが作れる。
これはコンビ名に“W”を付けるのと同じ理由、確かな根拠があった方が説得力が増すからです。
正直“聞いてた話と違うやん!”と思うことも多々ありましたが(>_<)…やはり(昨日綴りましたが)マイノリティーになれるということは最大の魅力だと思いました。
一方で…危機感を感じたこともありまして。
まず演芸場のみを活動拠点としている若手の人たちに…ちょっとした壁を感じました。
当時私が演芸場でのみ活動する若手芸人さんに対して感じた第一印象は…ガッツが足りないというか、ハングリー精神に欠けるように感じました。
「(若手の出る)ライブに出るの、怖いんですよねぇ」
…そんな一言を不意に耳にしてしまうと、〔何言ってるんだろ、この人〕って思ってしまって。
逆に私が10年目にして初めて飛び込む演芸場、一度も〔出るの怖い〕と思ったことはありませんから。
今更批判するつもりなど毛頭ないし、人それぞれの描いた道があると思うので…あれこれ言うのは余計なお世話だし、そもそも相容れなければ交わらなければ良いだけ。
そこは〔絶対に巻き込まれないようにしなきゃ!〕と、かなり突っ張ってたように思います。
若気の至りですね、、、みっともない。
これは若手ライブなんかでもよく居たんですが…やっぱちょっと尖がって見せたりとか、悪態ついたりとか…結局認められない、けど認められたい、という自己承認欲求の過った表現方法なんですよね。
結局…
〔オレ、オモシロイダロ〕
〔オレ、ホカノヤツトセンスガチガウンダヨ〕
〔オレ、ツッコミウマイ〕
〔オレ、ミンナトレベルガチガウ〕
〔オレ、シャベリノプロダカラ〕
…自分から発信しないと、周りが認めてくれないからアピールするんです。
実力があったら言わなくても周りが勝手に認めてくれるんです。
今思い返すと…本当に虚勢張って自己承認欲求を満たそうとしてた時期、格好悪かったと思う…私。
今はそういう考えも無くなりましたが…私も当時は自分に自信が無かったんですよねぇ。