6月21日になりました♪
昨日綴りました…一度はお笑い芸人の道を諦めた筈の私がまた戻って来ることにした理由について、改めてここに綴りたいと思います。
①結局お笑い以外にやりたい仕事が見つからなかった
②巧みな誘い文句に乗ってしまった
③あまり深く考えずに受け入れた
④ちょっとピンと来ることがあった
この4つのうち、特に大きな理由となったのが…①と④。
①は言わずもがなですよね。
結局、大学を卒業して以降、アルバイトは置いといたとして“お笑い芸人として大成する”という目標以外を立てたことがないのです。
私は非常に要領の悪い人間でして、簡単に切り替えることが出来ないんですよねぇ。
そして…④。
これは完全に根津君に対する印象の話です。
彼の“ルックスは目を瞑ってツッコミの上手いヤツ”…という評価に対する真偽はともかくとして、お笑いコンビの“パートナーを選ぶ”という行為は、或る程度の理想の具現化が見えるかがポイントとなって来る。
その時の彼に対して…(若手ライブでは)唯一無二のキャラクターに好印象を持ちました。
彼が言うところの“上手いこと言う”という、古典的な芸が…若手ライブでしか活動していなかった私から見ると、非常に目新しく映ったのです。
その後、Wコロンを結成して浅草の東洋館という演芸場に出させて頂くようになると…その芸風自体が演芸場ではちょこちょこ散見されるものであることを知る訳ですが…とにかくライブではその“上手いこと言う”芸を、チューニングすることなくぶつけていたことに可能性を感じたのです。
逆に言うと…そのポイントだけで決めたと言っても良いくらい。
正直なところ、以前の彼のコンビとライブなどで一緒になった時、その“上手いこと言う”ネタがドカンと受けているのを観たことはありませんでしたが、そんなことはどうでも良くて。
この世界において“変わりが効かない”“唯一無二”というのは、高いアベレージで笑いを取れる能力と同じくらい、いや、個人的にはそれ以上の…価値があると思ったのです。。。