4月29日になりました♪
6年半に亘る活動を終えたバズーカルーム。
中屋くんは実家のある福井に帰ることになりました。
最後、東京を発つその日まで、中屋くんは中屋くんで有り続けました♪
夜行の高速バスで福井に帰る、その前の時間…中屋くんとの別れを惜しむように、芸人仲間が送別会を開いてくれたそうです。
私はそこに顔を出さなかったのですが…集まった芸人の中には、流れ星の2人、ヴェートーベンの2人といった、まさに“同志”と言って良い仲間も集まってくれたそうです。
早い時間から集まり、居酒屋で思い出話に花を咲かせ、時に笑い、時に泣く…まさに青春です。
そして出発の時間が来ました。
東京駅から出る高速バス。
芸人仲間たちは大きな荷物を持った中屋くんの後を追うように、バス乗り場に同行したそうです。
涙で見送る芸人仲間。
涙で見送られる中屋くん。
出発の時間が来ました。
福井に向かう人たちが次々ドライバーさんにチケットを見せ、決められた座席へと歩みを進めていく。
名残惜しいが時間です。
最後の最後となった中屋くんがバスのステップに上がったところで振り返り、見送りに来た仲間たちに万感の想いを籠めた別れの一言を告げたそうです。
「お前ら、絶対に売れるんやからな!夢を諦めたらあかんで!」
…見送る人も見送る人も号泣している、そんな光景を…他の福井に向かう乗客の皆さんはどんな思いで見ていたのだろうか?
最後の1人となった中屋くんが乗り込み、バスの扉は締まりました。
往々にして、悲しみというのは…残される方が思いが強いような気がします。
バスは福井に向けて走り出しました。
そのバスを涙ながらに手を振りながら見送る芸人仲間たち。
…ん??
…あれ??
…バス、停まったぞ。
そして1人の乗客がバスから降り、こちらに向かって走って来ました。
その乗客は…そう中屋くん。
肩で息をしながら中屋くん、
「俺、乗るバス間違えたんやって!」
…もう突っ込むしかありません!
最後までしっかり不測の笑いを取った、中屋くんなのでした(^^)
バズーカルームの解散が…お父様が体調を崩されたこと、そして家業を継がなければならないことという、抗いようのない理由であったことは、お父様の体調が戻られたからこそ言えることですが…ある意味良かったんじゃないかと思うんです。
もう諦めるしかありませんでしたから…。
さぁ、どうしようか。
これからの木曽さんちゅう、どうしよう。
この時の私には…何をする気力もありませんでした。。。