4月27日になりました♪
2003年5月19日、バズーカルームのラストライブとなりました『シアターDオールスター』の後半…エンディングの話です。
前半は…
ご興味ある方は是非。
若手ライブのエンディングは…観に来られたことのある方なら御存知かと思いますが、司会を任された芸人が居て、残っている芸人は全員ステージ上に集まり、告知という名の下でアピールタイム、これが実に楽しいし盛り上がる。
MCは確かスピードワゴンだったと思うのですが…最後に指名された我々。
売れっ子でも無ければ、人気者でも無かったバズーカルームみたいなもんが溜めて「解散します」なんて言うのは気恥ずかしさしかない訳ですが…ご報告させて頂きました。
昨日も書きましたが、やはりエンディングでもHiーHiの上田くんはとても寂しそうな表情をしてくれてました…人柄ですよねぇ。
今でもその表情はしっかり記憶に残っています。
そして思わぬ人から思わぬプレゼントがありました。
その贈り主は…スピードワゴンの小沢くん。
いつ何処で買って来たか分からないんですが、中屋くんに手渡されたのは…白いタンクトップ!
中屋くんが舞台衣装で着てた白いタンクトップをギャグにしてくれたんです!
お笑いならではの、笑いと温かさの籠った計らい…改めて思い返してみても、小沢くんの人柄が分かるひとコマでした♪
小沢くんは楽屋で我々の解散を耳にして、出番前に飛び出し、タンクトップを買って来てくれたんです…テレビで観る小沢くんのイメージはクールでシャイな感じだと思うのですが、実はとても熱量の高い、感情豊かな人なんですよね。
最後は中屋くんがやってた一発ギャグ“ご機嫌斜め72度”を5連発をやらせて貰い…フィナーレ。
これにてバズーカルームの約6年の活動が終了しました。
実はこの活動期間…ずっと応援してくれてたお客さんが何人か居てくれたんですが、本当は内密にしておかなければいかなかったんですが、公表前にこの日で解散することを伝えておきました。
やっぱりここまでストリートライブや単独ライブ、トークライブに毎回のように観に来てくれてたのに…やっぱ黙っていきなり解散するようなことは、私の性分としては出来なかったんですよね。
プロの芸人、プロのタレントとして考えるならば、失格なんでしょうけど。
終わって劇場をあとにした私は、待っててくれたお客さんたちの前で…本当にお恥ずかしい話なんですが、大号泣してしまいました。
お笑い芸人ってやっぱり如何なる時も人前で悲しい表情をしてはならないと思うんですよね、そういう意味で言えば…私は芸人失格です。
その後も…ロケでは何度も泣いてしまってますし、スタジオでも…芸人ドッキリの番組で、もう中学生の取った行動に感動して1人泣いてしまったこともあります。
ふと周りを見たら、誰も泣いてませんでしたが。。。
来てくれてた皆も泣いてくれてました、改めてバズーカルームは素敵なお客さんに支えられてたんだなぁ、と…解散から18年も経った今ですが、今更ですが…皆さんには心から感謝の気持ちでいっぱいです。