4月21日になりました♪
仕事が来ないなら、自分で作れば良い。
この考えが築かれたのは、このバズーカルームの時代にまで遡るであります。
テレビ局に行く機会すらないし(いわゆるオーディションさえない、という意味)、そのまま待っていたら只のフリーターですから…自分が芸人である、ということを明示するためにも、“自分で主催してライブをやる”ことは、せめてもの抵抗であり、せめてもの努力だったのです。
トークライブがその事始め。
今は無くなったのかなぁ、シアターPOOという新宿の南口にある小さな小さな小劇場というか、ショーが出来るバーみたいなところを借りて月1でトークライブを始めました。
毎回何万かの劇場代を払い、毎月お客さんに集まって貰い、何だったらチケットだって自分で作って手売りして…やってました。
チラシは私が作り、秋葉原にあった安い印刷屋さんで1000枚くらい刷って貰ってました。
これ、全て…自分たちでお金を出してました。
事務所からは1円の後ろ盾もありませんでした、これが…今思うと非常に良かったと思います。
もし後ろ盾があったりしたら、当然純度100%でやることは(当時居た事務所の場合ですと)不可能、やりたくないこと、やるべきじゃないと思っていること、良いと思わないことをやらざるを得なくなるなんて…絶対に嫌ですし(私は非常に頑固な人間なので)毎回失敗したことも受け留められる訳ですからね。
その後単独ライブも開催しました。
気合を入れて、TBS『桂芸能社』でお世話になったディレクターさんに演出して貰い、OPや合間のロケVTRも頑張って作ったり。
通常なら考えられない破格の額でやってくれました、、、真木さん、お元気かなぁ。
あの時は本当に有難うございました。
そもそもその前に…代々木→新宿→上野と点々と移動しながらストリートライブもやっておりました、これが自力で動き出した最初の活動でしたね。
変な人に絡まれたり、雨の日だったり、寒かったり、暑かったり…様々な状況下でやって来たこと、全て今の私の活動の血肉となってます。
仲の良かったコンビでユニットでライブをやったり…全てに目的を達成するための努力だったのでやりがいがありましたし、何より私自身が“自分は芸人である”ということを肯定するための活動だったのです。。。