4月15日になりました♪
前にも紹介したNHKのネタ番組『爆笑オンエアバトル』は…言うならば“作ったネタの完成度”+その“ネタの再現度”の2つが評価対象となっている番組。
要はネタを崩してしまうような芸人との親和性が低い訳ですが…そういう意味ではバズーカルームは“ネタを崩してこそ”みたいな芸風のコンビでした。
そもそもネタ自体も普遍的なものが苦手だったこともあって…余計に出来不出来の波が非常に大きかったのです。
或る時も…こんなことが起きました。
昨日に引き続き、漫才のオチの箇所での話です。
オチの台詞で相方の中屋くん「〇〇する訳です」といって、私が「イー加減にしろ!」…まぁそんな流れだったんですが、あろうことか中屋くん、そのオチ台詞のところで「〇〇する訳で…」と変な区切り方をしちゃった。
皆さん、考えてみて下さい。
普段、会話の中で「〇〇する訳で」…と言われたらどう思いますか?
何か会話の続きがあるのかと思いませんか?
ここで皆さんの同意を得られなかったら、その時点でこの話は終わりな訳ですが…私、今思えばそれでも突っ込めば済む話だったんですが…私、続きがあるのかと思って待っちゃったんです。
そしたら中屋くん「突っ込めよ!」って怒り出しちゃった!
返す私も「いやいや“する訳で”って止められたら、何かあるかと思って聞いてまうやん!」と応戦。
すると中屋くん「さっきまでネタ合わせしてて、これがオチって分かってるだろ?」と身も蓋もないことを言いだす。
なんかかんや言い合いまして、収集が付かなくなる…そこで私が振ったのです。
「じゃあ最後“どうぞ”言うから、今思い付いた言葉一言言ってくれ、“イー加減にしろ”って突っ込んで終わらずから」
…こんなことやってるからオンエアバトルで落ちるんですf(^^;
とにかくこれで終われます…私は「どうぞ」と振ったのです。
そしたら中屋くん「パイ〇ン!」(分かりますかね??)
私は有無を言わず「イー加減にしろ!」これで…どうにかネタは終わりました。
お客さんは最後の我々のやりとりのところは大爆笑してくれてたんですが…その「パイ〇ン」で…水を打ったような静けさでシーン。。。
袖で観てくれてたドランクドラゴンの塚地さんが一言「ある意味天才やな!」という迷言を残したのでした。。。