▶一人でも多くの人に観て欲しい映画がある▶
池江璃花子選手が東京五輪の切符を手に入れた。
零れる涙を抑えることが出来なかった。
この光景を観て…、
東京五輪は開催しないで!
と語るひととは仲良くできそうにない吾輩なのであった。
★★★
『今日のレフくん』
「上を向いて歩こう!にゃんだにゃん!」
★(1年前…)2020年4月4日の夢叶は、『ドライブインシアターを見直そう!』でした。
東京アクアティクスセンターで競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が行われた。
この日登場したのは、白血病から復帰した池江璃花子選手。女子100メートルバタフライ決勝レースに出場したのだ。
決勝の舞台に駒を進めるとは思っていなかった。スタート台に立つ姿を見ただけで背筋がゾクゾクしてきた。
号砲が鳴る!勢いよく飛び出した池江璃花子選手。
その勢いは衰えを知らず!接戦の末そのまま逃げ切ってゴールした。
★『池江璃花子選手!奇跡の復活で東京五輪の切符を手に入れた夢叶なのだ!?』
電光掲示板が記したタイムは57秒77!1位でゴールしたことを確認すると池江璃花子選手の目から涙があふれだした。
感情を落ち着かせるため時間を置いてプールサイドへ上がると顔を覆った。
代表を争ったライバルたちは、悔しさを通り越し次々と池江璃花子選手を祝福した。
前日(3日)の予選、準決勝と泳ぐたびにタイムは縮まった。それでも五輪切符は難しい!それが大方の見方だった。
決勝では、準決勝まで苦しんだターンをスタートからのドルフィンキックの数を変えることで調整したという。まだ体力面で不安を隠せない池江璃花子選手。後半に向けて体力を温存する策が功を奏し、残り25メートル付近でトップに立った。そのまま逃げ切ってゴールした。
「何が起こったのか。気持ちの整理がつかない」
池江璃花子選手も予想していなかったレース展開。思わず涙があふれてきたのだ。
2020年3月にプールに戻った時点で体重は約15キロ減っていた。チームメートと練習しても
「誰にも勝てなかった」
と池江璃花子選手は落胆した。 東京五輪は1年延期となったが、池江璃花子選手は
「これからが第2の競技人生。目標は2024年パリ五輪」
とハッキリと語った。筋肉が体力が元通りになるまでは時間がかかると判断したのだ。
西崎勇コーチとの約束!
「まず3食をしっかり食べること」
地道に階段を上がってきた池江璃花子選手。一度は諦めた東京五輪出場という夢を実現してしまった現実にした。世界中のアスリートが池江璃花子選手に拍手を贈った。
東京五輪開催!
池江璃花子選手の努力を無駄にして欲しくない。
心から願った。
(エムP)
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。