3月18日になりました♪
さぁ、今日から私のここまでを振り返る備忘録的なブログに戻ります。
1週間前に綴った、TBSラジオ『赤坂お笑いDOJO』の初段に上がってからの話です。
ようやくメディアに出られたとはいえ、上がった途端にコンビ時代のバカリズムと対戦し、惨敗した私、木曽さんちゅう。
…とはいえ、当時この番組で1本ネタに上がることが出来た、という事実はあくまで“お笑い”という村社会の中だけの話ではありますが、ある種のバリューアップに繋がるキャリアとなり、それに伴い他事務所主催のお笑いライブ(人力舎さんの『バカ爆走!』とか大川興業さんの『すっとこどっこい』とか)のネタ見せに合格することも多くなって来ました。
目標を考えると、本当に小さ過ぎる一歩ではありましたが…それでも〔やっと動き出せた〕という充足感は私のモチベーションは一気に上がって行ったのでした。
ところが…世の中そんなに甘くはありません。
当時のベースであった、浅井企画さんのライブ『ネオネオダイナマイトショー』のネタ見せ。
場所は以前、このブログでも紹介しました…三軒茶屋にある萩本欽一さんが所有する劇場“欽こん館”。
私は当然の如く、当時基軸にしていた“効果音1人コント”を用意し、居並ぶ作家さん、マネージャーさんの前で自信をもって披露しました。
すると、普段は観に来られない、浅井企画さんの副社長さんが私を激しく叱責したのです。
「久し振りに観たけど、全然変わってないじゃないか!」
「そんなんで芸人続けたって意味ないよ!」
「一体やる気あんのか!?」
…私はこの叱責を反芻しながら…反論したい気持ちを抑えるので必死でした。
“変わってない”ということに関して言うなら、前にやっていた漫談ではなく、違うスタンスのネタに変わっている。
“やる気”で言うなら、上京後最もやる気がみなぎっている状態。
ただ…“そんなんで芸人続けたって意味ないよ”に関しては…そもそもの私のポテンシャルを指して言っているのであれば…反論のしようがありませんが。
ただ、私は矛盾したことが許せない性格なので…上記の私なりに感じた矛盾に関しては反論しました。
しなきゃイーのにねぇf(^^;
結果そのライブには出られず、その後私は『ネオネオダイナマイトショー』のネタ見せに参加しなくなりました。
すると…捨てる神あれば拾う神あり、ですねぇ、、、そんな私なのにお1人のマネージャーさんは私に色んなネタ見せや仕事を回し続けてくれたのです。
ネタ見せにも行かない、副社長に反論するようなヤツに…本当に感謝しかありませんでした。。。