2月27日になりました♪
当時のネタは“漫談”。
何かに対する“ぼやき”だったり、“もしも〇〇だったら”みたいな架空の話だったり、まぁ、お世辞にも大爆笑を取れるようなレベルではありませんでした。
“漫談”ってツッコミがないので、自分が喋ることのみで笑いを取らなければならない、しかしながら…どうしてもツッコミが欲しくなるばかりが浮かんで…それもある種のどや顔でしのげる部分もあるかと思うのですが、嘘がつけない性分で、どうしてもふわふわ感がお客さんにも伝わってしまうんですよねf(^^;
そこで新たにやり出したのが“めくり漫談”。
要は画用紙に絵やギャグを書いて、それにひたすらつっこんで行くスタイル。
これは…ただの漫談と比べたら飛躍的に笑いの量が増え、安定感もUPしました!
しかしながら、評価はさほど上がることはありませんでした。
例えば、人力舎さんのライブ『バカ爆走』のコーナー(人力舎所属じゃなくても出られる)のネタ見せに行った時は…
「面白いんだけどさぁ、結局面白いのはフリップなんだよなぁ」
「木曽さんの面白さをもっと出して欲しいんだよなぁ」
「いや、勿論木曽さんがネタを書いてるのは分かっているんだけど」
「木曽さんの生の面白さが出ないと、テレビでは使って貰えないから」
…痛いところを突かれた、そんな感じ。
納得せざるを得ません。
この駄目だしをしてくれた方は、当時人力舎さんの養成所・スクールJCAの校長を務められていた前田さんという方で、とても芸人さんのことを考えた駄目だしをしてくれる方でした。
ネタ見せに関しては色々思うところがあって、また改めて綴りたいと思っているのですが、とにかく頭ごなしのただただ主観を押し付けるのではなく、ちゃんと納得出来る駄目だしやアドバイスをくれるのはとても有難かったですね♪
ずっともんもんとしてました、芸歴2年目~3年目の頃の話です。。。