1月15日になりました♪
私の出身校・甲南大学は関西では“坊ちゃん大学”として知られてまして。
皆、何処か豊かな雰囲気を醸し出してて…そんな中、ある種のコンプレックスと反骨心を抱えながら通っておりました。
振り返ると…私のここまでの人生は常にこの“コンプレックスと反骨心”と共に歩んで来てるんですよね。。。
しかしながら私のような平凡な学生が居ない訳でもなくて…直ぐに同じ学部で友達が出来ました。
その友達の名は広仲くんと言いまして、確か山口県の岩国の出身だったように思います。
広仲くんと仲良くなれたのには3つ程理由がありまして。
まずは…私と同じく“ボンボンじゃなかった”こと。
彼は阪急六甲という駅から歩いて5分くらいのところにあるアパートに住んでました。
立地はとても良くて、私は大学の授業の合間によく彼の家に行って過ごしたもんです。
そのアパートはとても古くて、恐らく当時で築30年くらいだったんじゃないかなぁ、トイレは和式の1K。
まぁ、“大学生”になって“初めての1人暮らし”…例え造りが古くても、何より“1人の城”を持っている広仲くんに憧れたもんです。。。
そして…趣味が一緒だったこと、これが奇跡的だったんですよね。
広仲くんは私と同じくハードロックやヘヴィメタルが大好きで、よくCDの貸し合いとかしたもんです。
広仲くんが好きだったバンドがコチラ。
トライアンフという、カナダの3ピースのハードロックバンド。
彼は非常にストイックな人で…よくトライアンフの良さを私に話してくれたもんです。
そして何より私も広仲くんもあまり社交的ではないというか、他の大学生のようにテニスサークル入ったり、合コンしたりといったいわゆるよくある“キャンパスライフ”にちっとも興味がなかったんです。
そんな広仲くんは…出席番号で(私の本名)林の次というミラクル!
幸いにしてそんな広仲くんのお陰で…大学生活に血が通いだしたのでした。