11月19日になりました♪
NHKの夕方の人気番組だった『ゆうどきネットワーク』。
私みたいなしがない芸人に《木曽さんちゅうの駅弁が食べた~い!》という、まさかの冠コーナーを持たせて下さった勇気ある番組。
3年に亘り、日本全国色んな場所へ赴き、名作駅弁とその土地の方々との語らいをリポートして来たこのコーナーも…番組名が『ゆうどきネットワーク』から『ゆうどき』へと生まれ変わるタイミングで終了を迎えることになりました。
そしてその最後を締めくくる特番を…私とサンドウィッチマンの2組で、という今となっては(いや、当時であっても)信じられない話。
思えば…『ゆうどき~』の新春企画で私が浅草でお世話になった方々の元を巡る“浅草ありがとう弁当”のロケがOAとなったあと、伊達君が「感動しました!」とメールを送ってくれたことがキッカケ。
私はその場にいたディレクターの佐藤純子さんにそのことを伝え、純子さんは「いつか一緒に番組やれたらイーねぇ♪」と言った、そのことが…2度に亘り、しかも最後は“2組で”という完全な形で実現したのでした。。。
クニエさんとの再会、そして現地で頂く『うに弁当』は最高でした(^^)
そして舞台は三陸鉄道へ。
何と言っても今回のテーマは“三陸鉄道の南リアス線”。
以前より紹介して来たのは…北リアス線。
クニエさんのお店のある久慈駅と宮古駅の間の北リアス線を紹介して来た訳ですが…今回は南リアス線の盛⇔吉浜駅間が運行再開になる模様をリポートする役割も担ってました。
まずは盛駅にて運行再開後の一番列車に乗車、その模様をリポート。
私の技術でその模様をちゃんとリポート出来ていたのか、正直甚だ疑問でしたが…とにかく沿線の皆さんが待ちに待った運行再開。
その一番列車の車窓から眺める景色には…旗を振りその再開を心から喜ぶ住民の皆さんの姿が。
満面の笑みの人、はしゃいで飛び跳ねている子供たち、そして涙で顔を覆う人、、、その全ての人たちがこの日を待ちわびていたのです。
ここまでの2年に亘る日々は…私みたいなたまにしか来ないような人間には到底汲み取れるものではありません。
私は改めて“人に伝える”仕事であるリポーターという仕事の難しさ、そして自らがそのリポーターという仕事を背負える人間なのか、自問自答しました。
いや、厳密には…この特番のロケが終わってからの話ですが。
ということで、南リアス線運行再開のロケはまだまだ続きます。
【続く】