11月3日になりました♪
NHK『ゆうどきネットワーク』、私、木曽さんんちゅうの冠コーナー《木曽さんちゅうの駅弁が食べた~い!》出演時のあれこれを綴ってます。
2010年より始まったこのコーナー、とにかく担当ディレクターの(佐藤)純子さんによる徹底的なリサーチと独特な感性の演出で…私のキャラクターは形作られて行きました!
ロケ本番の前にみっちり想定される行程を組み立て、現地に赴いて足でネタを拾う純子さん。
台本はロケ隊(純子さん+カメラさん+音声さん)用のモノと私用のモノと2種類。
私用のモノは肝心の部分が伏せられており、その肝心の部分はロケの最中に少しずつ明かされて行く!
とにかく出会った方と徹底的に絡ませる、その一部始終は純子さんプロデュースの想定なのか、ハプニングなのか全く分からない!
移動は各駅停車(鈍行と言った方がニュアンスが伝わるな)。
初めての広島→岡山も勿論鈍行列車。
他にも網走→釧路→厚岸とか、岐阜から高山とか、震災前に久慈→宮古間の三陸鉄道も鈍行で同乗する乗客の皆さんにアドリブでガンガン絡みに行きました!
これが…結構ヘヴィー。
毎回神憑り的に面白い乗客の方々と出逢い、コーナーが定例化して行くのですが…それも毎度毎度ではありません。
手で払われて撮影を拒むことはしょっちゅう、それも逆の立場に立って考えたら当たり前のことですもんね。。。
それだけじゃなく、悪天候の中ロケがスタートしたのは…熊本県の八代→人吉→鹿児島中央という“肥薩線の旅”。
この路線はご存知の通り、今年の7月の水害により一部区間が運休となっています。
とにかく素晴らしい景観が続く路線です、いち早い復旧を願いたいところです。。。
その“肥薩線の旅”はとにかく色んな出来事がありました。
まず前日入りし、皆で食べた夕食の何かが悪かったのか、カメラの小林さんが食あたり。
撮影の準備⇔トイレのピストン運転。
朝、駅前からロケスタート。
ところがこの日はあいにくの悪天候。
寒暖差のせいか、湿気のせいか…カメラのレンズが曇って撮影が始められない!
必死でドライヤーで乾かしたりしてどうにかレンズの曇りを無くし…オープニングをギリギリで撮り終え、ホント秒単位の滑り込みで予定していた鈍行に乗り込む!
乗り込んだはイーが…これまた悪天候のせいか乗客の方が…居ない。。。
どんなに頑張っても乗客の方が居ないとなると絡みようがない。
結局、球磨川の車窓を眺めながら思いを語るという、さながら“傷心旅行”のような佇まい。。。
【続く】