10月29日になりました♪
昨日から綴らせて貰っております…《中山秀征さんから学んだこと》。
一昨日の内容はコチラ。
昨日の内容はコチラ。
《ここまでのおさらい》
私が以前組んでいたコンビ・Wコロンがようやくテレビのお仕事を頂くことが増えて来た…2010年の春頃の話。
日本テレビのお昼の帯番組『DON!』(今で言うところの『ヒルナンデス』)のロケのお仕事、ご一緒だったのは…中山秀征さんと森泉さん。
秋葉原にあるヨドバシカメラにて、最新家電を体験しつつ紹介するロケでした。
私は「木曽さんちゅうとしての爪痕を残さなければ」とかなりのスタンドプレー。
その過ちについては日が経ってから気付く訳ですが…後日、そのロケに関しての中山さんからのアドバイスが届いたのです。
そのアドバイスとは…「頑張り過ぎないように」。
アドバイス頂いた直後はぼんやりとしか理解できなかったこのアドバイス、しっかり理解できたのは…私が番組MCをやらせて頂いた時の事。
“自分が面白く思われれば良い”ということではない。
改めて中山さんの凄さを感じたのです。。。
私自身、芸人としての雛壇の経験が少ないので、あくまで私の持論として綴らせて頂きますが…番組と言うのは携わる全ての人がそれぞれの役割をしっかり果たすことがとても重要だということ。
MCは扇の要、番組をコントローラーを持つ“指揮官”。
その他出演者はそのコントロールを踏まえて動くべき。
そのコントロールのガイドラインを文書化したものが台本。
その台本は放送作家さんが作る。
キャスティングはその台本の具現化が最も期待できる人にあてがわれるモノ。
他にも…番組の総責任者(プロデューサーさん)が居て、その指示を踏まえて動く人(ディレクターさん)が居て、スポンサーを取ってくる人も居て(営業さん)…沢山の方達がそれぞれの役割を果たし、結果番組が出来上がるのです。
そういえば…こんな話を聞いたことがあります。
或るMCさんが1組の芸人さんに“共演NG”を出したそうです。
その理由は…これは噂で聞くレベルで真偽の程は定かじゃありませんが、非常に納得できるものでした。
その芸人さんは…突っ込みがとにかく早くて巧い。
故にトークの中でもいの一番に突っ込んでしまう。
時にMCの方よりも先に。
腕があるもんですから…反射的に行っちゃうんでしょうねぇ。
でもそれは、実はMCの方がやるべき話なのです。
実に腑に落ちる話です。
番組というのは1つのチーム。
それぞれが持ち場で役割を果たし、それぞれが輝くことが一番の理想である…そんな話でした!