10月28日になりました♪
昨日から綴らせて貰っております…《中山秀征さんから学んだこと》。
昨日の内容はコチラ。
《昨日のおさらい》
私が以前組んでいたコンビ・Wコロンがようやくテレビのお仕事を頂くことが増えて来た…2010年の春頃の話です。
日本テレビのお昼の帯番組『DON!』(今で言うところの『ヒルナンデス』)のロケのお仕事、ご一緒だったのは…中山秀征さんと森泉さん。
秋葉原にあるヨドバシカメラにて、最新家電を体験しつつ紹介するロケでした。
私は「木曽さんちゅうとしての爪痕を残さなければ」とかなりのスタンドプレー。
その過ちについては日が経ってから気付く訳ですが…後日、そのロケに関しての中山さんからのアドバイスが届いた…という話。
そのアドバイスとは…
「頑張り過ぎないように」
私はこの時、まだ中山さんが仰りたい真意が漠然としか理解出来ておりませんでした。
ただ…〔中山さんに迷惑を掛けてしまった〕ことだけは理解出来ました。
その一言を聞いた瞬間、さぁーっと血の気が引いて行くのを感じました。
〔やってもた。。。〕
この頃はまだテレビに出始めた頃。
この後毎日のようにテレビに出ては〔やってもた。。。〕を繰り返す日々が続く訳ですが。。。
明確に中山さんの仰ってる話の意味が理解できたのは…自分がとある番組でMCをやらせて貰っていた時。
こんな私でもちょこちょこMCをやらせて貰うことがありまして、とある番組で…私が仕切っているところで、1人の後輩芸人が自由に突っ込んだり仕切ったりし出したことがありました。
〔コイツが居るとMCやり難いなぁ〕
それは私もさることながら、共演者も一様にやり難さを感じていたようで。
私に対し口々にやり難さを訴えて来るようになり…結果私がその後輩に対し「気持ちは分かるが、“自分が面白く思われれば良い”ということではないから」というようなことを言いました。。。
偉そうなことを言ってますが…それは残念なことに、自分が中山さんに犯した非礼と同じことだったのです。
そんな私に対して…中山さんは器の大きい方ですからね、その後Wコロンが漫才協会で“真打”というものに昇進した際のお披露目でゲストで来て下さったり、解散後もラジオ日本でバッタリお会いした時も、変わらず優しくにこやかに対応して下さいました。
中山さんがずっと芸能界で活躍し続ける理由がよく判りますよね。
【続く】