10月27日になりました♪
ここん所、平日は“木曽さんちゅう的お喋りの秘訣”について綴らせて貰ってます♪
ここまで結構偉そうなことを綴って来ておりまして、そりゃあまぁ「どの口が言ってんだ!?」…と言われ兼ねない訳ですが、それもこれもここまで色々なお仕事をさせて頂いてきた中で、失敗→反省を繰り返して来た結果なんです。
ならば今日からしばし、《失敗から学んだ話》について綴らせて貰おうと思いました。
失敗なんて山程ある訳で、それが今は糧となっているので…決して無駄ではなかった訳ですが、今でも思い返すと思わず叫び出したくなる。。。
とにかく始めましょう(^^)
第1回目は…“中山秀征さんから学んだ話”を紹介させて頂きたいと思います!
2010年の話。
私が以前組んでいたコンビ・Wコロンがようやくテレビのお仕事を頂くことが増えて来た…2010年の春頃の話です。
日本テレビのお昼の帯番組『DON!』(今で言うところの『ヒルナンデス』)のロケのお仕事を頂きました。
ご一緒だったのは…中山秀征さんと森泉さん。
秋葉原にあるヨドバシカメラにて、最新家電を体験しつつ紹介するロケでした。
そこまで芸歴15年もの間、全く陽の目を浴びることなくやって来た私にとって…それはそれは長年指を加えて観ていただけの、テレビの向こうの、決して触れることがなく、ただただ憧れ続けて来た世界です。
気合いが入らない筈がありません!
コンビとしても完全に“じゃない方”として認知されているのかいないのか、そもそも存在自体が認知されていないのか。
この時の私は…とにかく〔どうにかして爪痕を残してやる!!〕と息巻いておりました!
これがね、そもそもの過ちだったんです。
4人のロケ出演者の役回りは…中山秀征さんが廻し(進行・MC)、森泉さんが飛び道具、(テレビの)新参者であるWコロンは…秀さんの進行に上手く乗らなきゃいけない立場。
そんなことは、プロの芸人や制作担当じゃなくても分かること。
しかしながら…私はその流れを完全にぶち壊しに行ってしまいました。
森さんがボケたら必死で突っ込んだり、何かしらの感想が必要な時は我先にカットインしてコメント。
これはね、もう完全なるマナー違反。
中山さんも相当やりにくかったと思います。
ところがそこは百戦錬磨、喋りのエキスパートですから…そんなことは微塵も感じさせない絡み方でまとめて下さり、ロケは終了。
しかしながらロケ終了後…それでも私はまだ自分の過ちが理解出来ておりませんでした。
〔結構イー突っ込みが出来た!〕
〔ビビらず沢山コメント出来た!〕
…それも全て、中山さんの懐の大きさの賜物なのにも気付かず…。
数日後の話。
ある関係者の方を通して、何と中山さんから私にアドバイスが届いたのです。
【続く】