10月26日になりました♪
週をまたぎまして、テーマは引き続き…“緊張”。
重ねてになりますが…芸歴26年目を数えるのに、いまだに頻繁に緊張している私流の…緊張とは?緊張との付き合い方、緊張の対処法について、対処法は大きく3つ。
➀虚勢を張らない
②万全の準備をする
③経験を重ねる
今日はその③経験を重ねるについて。
答から言いますとね、緊張とは…やはり慣れることで解消されるものなんです。
私自身、何千(もしかしたら万??)と立って来ている舞台、いまだに緊張するんです。
その緊張するパターンの1つに、“初めて”が挙げられます。
例えば新ネタを初めて舞台でおろす時。
そのネタがどういう反応なのか、ある程度は予想出来るとはいえ…やってみないと分からない。
故にその未知数の部分は緊張となって私のメンタルに大きな枷となって襲ってくる訳です。
25年もやっててもです。
但し。
例えばで言うところの“新ネタ”で言うなら…その緊張はやる度日を追うごとに軽くなっています。
その理由は、“緊張することに慣れる”から。
ちょっと語弊がありますね、例えば舞台において新ネタをおろすという出来事は定期的に訪れる。
勿論ブラッシュアップ出来ていないので、出来にもばらつきが出て来る。
ここでポイントなのは…〔まぁ、アカンかったらどうにかいじくったれ〕という開き直り。
例えばアドリブなのか、スパッと切って違うネタに切り替えるのか、はたまたお客さんイジってフリートークみたくするのか…その選択肢は経験を重ねれば重ねる程増える。
そうやって経験を積むことで緊張が慣れっこになり、緊張による状況の対処法を経験則で増やして行く…これが意外にも大きな効力を発揮するのです。
また違う側面で言うと。
大袈裟に言うと、修羅場を潜ったことのある人は強い。
10kgの重りしか持ったことのない人が、30kgの重りを持つと…とても重く感じる。
ところが50kgの重りを持っていた人が、30kgの重りを持つと軽く感じる。
大きな緊張を経験していれば、それより小さな緊張は…思いの外小さく感じられる。
とにかく経験を積むことがとても大事なのです。
結論。
とにかく背伸びしない。
背伸びすると背伸びした分、“背伸びした理想のパフォーマンスをしなければ”という、平時以上の緊張を自分の強いることになるから。
そして緊張とは不安がもたらすものである。
上手く行く自信が持てないから緊張するのです。
ならば上手く行かない想定をした場合、どうなると上手く行かないかをイメージすることで…足らない部分が見えて来る。
そしてその足らない部分を埋めるべく、様々な準備をすることで足らない部分を減らすことが出来、それが緊張の軽減へと繋がる。
そして緊張することに慣れる。
それは緊張に鈍感になることでもあるし、緊張との向き合い方を自分なりに見つけること。
緊張をどう対処するか、これを経験を積むことによって見つけて行くこと。
まぁ、ざっくりそんなところかなぁ、という感じですが…緊張とは無縁も居る訳で、今回は私を含め、緊張する方々に向けた“緊張とは?”というお話でございました(^^)
【完】