10月16日になりました♪
昨日に引き続き、“笑い受け”について掘り下げて行こうと思います(^^)
改めて紹介します。
芸人さんの同士の絡みで…共演者が何かやった場合周りの皆さんはちゃんとリアクションを取るという“マナー”があります。
バラエティー番組で雛壇の芸人さんがMCの方なんかに何か言われて「ちょっと待って下さいよぉっ!!」なんて調子で一斉に立ち上がる、これ何かはその“マナー”の代表例。
そして“笑い受け”も…その“マナー”の1つであり、とても重要なリアクション。
誰かが何か面白いコメントを言ったり、面白い返しをしたりした時…共演者は“笑い受け”をすることにより、より面白さを解り易く伝えることが出来るのです。
それに近いモノで言うと…“誘い笑い”というテクニックがあります。
これは実際、私も漫才をやる時に使うことがあるのですが…例えば漫才の中で〔ここは笑って欲しい〕という場所があったとします。
具体的に言いますと…ボケてるところ、ギャグのところとなる訳ですが…そこでツッコミは〔ここは笑って欲しいところ〕であることを伝えるために、自ら笑ってお客さんを誘引する技法なんです。
私の経験上で言うならば…直感的に〔これスベる〕と思った時、もしくは実際にスベッた時…ハッキリ言っちゃうと“スベッた傷を浅くするため”に使うことが多かったかな?
また自分的には面白いと思っているんですが、どうにも客前だと反応が薄い時…〔これ、私(達)は面白いと思ってるんですよ〕という自らのアイデンティティーのアピールとして使うことも。
とにかくこの芸人さんが使う“笑い受け”や“誘い笑い”をうまく使えると…会の盛り上げの“もう一押し”が出来ます。
一点、注意しなきゃいけないのは…やり過ぎてわざとらしくならないように気を付けること。
一旦お客さんの気持ちが離れると、取り戻すのは大変なので…くれぐれもご注意下さい。
話を戻します。
人間、何かやった時…やっぱり反応があると嬉しいじゃないですか?
お相手の方は喋ってて反応があると自信になるし、〔もっと喋ろう!〕というモチベーションにも繋がります。
モチベーションの上がった方がどんどん積極的になって来ると、司会もおのずと〔もっと盛り上げてやろう〕という気持ちになります、これが…会が盛り上がるメカニズム。
何より司会を任されている自分自身が楽しんでいれば、自ずとその会も楽しいモノになっている筈です。