10月9日になりました♪
引き続き参ります、“木曽流インタビュー術”。
…と大袈裟に言ってますが、ここに綴っていることは…芸人さんやキャスターさん、司会を本職とされる方々からしたら“当たり前”のことしか書いてません。
なので、はっきり言います。
本職の方々的には…当たり前のことしか綴ってませんので、読まなくて大丈夫です。
さぁ、インタビューに関する話!
続いては…“リサーチが出来なかった場合”。
これ、普通にあります。
クライアント様のイベントの仕切りをやってらっしゃる方は、当日慣れないイベントの仕切りでバタバタしてることが殆どです。
インタビューはマスト。
そんな時のインタビュー、私が気を付けていることをいくつか紹介します!
①インタビューする方の雰囲気を汲み取る。
要は“喋れる人”“喋ることを好まない人”の見極めをすることがとても大事です。
喋るのがあまり好きじゃない人にグイグイ行っても話は弾まないし、その方も苦痛だし、振ってる側もどんどん手数がなくなるし…これぞ“負のスパイラル”。
結果的には“無理をしないこと”が何より大事。
そして平行して気を使いたいのは…“喋れる人”とのやりとりを長くなり過ぎないように気を付ける、という点。
私も元々は芸人ですから、盛り上がる匂いがした時はスイッチ入れようとするし、それで盛り上がった時の高揚感も知ってるので本能でGOしたくなるんですが…ここで100%以上の空気にしちゃうと、その後“喋ることを好まない人”とのインタビューの際、盛り上がってないように映ってしまうとあまり印象が良くないのです。
それも後半で盛り上がった空気が確定してる状況だとそこまで気にならないのですが、特に前半は慎重に落ち着いて様子を見ながら進められるとベターなのです。
②相手に興味を持つ
リサーチをしていないという状況は、言い換えると…ドリルの答がない、というような感じ。
リサーチをした上でインタビューをするというのは、“答を知ってて問題を出し、答を出せるように誘導をする”といった感じかな?
でもこの答がないのです。
どんどん聞くしかないのです。
例えば何かで受賞してのインタビューだとしましょう。
「○○賞を受賞ということでおめでとうございます!今のお気持ちは?」
「取れる自信はありましたか?」
「ご自身で考えて、何が決め手だと思いますか?」
「この受賞はどなたかに報告されましたか?」
「最後に皆さんに一言お願いします!」
…こんな月並みな振りを入れつつ、あとは答えてくれた内容をしっかり膨らませること。
そしてしっかり膨らませることとは、相手に興味を持つことなんです。
興味を持つことで“知りたい気持ち”が芽生えます、そしてそれが質問という形となる、、、そういうことなんです。
終われません、来週も続けます!
【続く】