9月25日になりました♪
芸事について、綴りたいことはいっぱいあるんですが…果たしてそれが見てくれてる方々にとって見るに値するものなのか?
まだ方向が定まっていないところもあるんですが…今日から少し方向性を変えまして、私が普段お喋りのお仕事を頂いた際に気を付けてること、絶対にやることなどを書かせて頂きたいと思います。
ですので…同業である芸人さん、MCさん的には“当たり前”のことなので、読まなくて結構です(^_-)-☆
まず第1回はこちら!
司会について。
お笑い芸人になるべくこの世界に飛び込んで、今年で26年目に突入しました。
Wコロンを解散する2015年までは、とにかくひたすら“漫才”“お笑い”“バラエティー”を目標に掲げ、活動して来た訳ですが…解散後、一気にお仕事を頂く機会が増えたのが“司会”。
これがね、上記の漫才のような仕事をする時と心構えが全く違うんです。
そこで今日は(主に)漫才をやる時と比較しながら、私が司会をやる時に意識していることを綴って行きたいと思います。
まず、意外に見落としがちなのが…“司会は脇役である”こと。
司会が課せられた使命はまず…“会をしっかり形にする”こと。
司会の大役を任された際にやらなきゃいけないこと、それは…決められた(求められた)流れをしっかり作りあげること。
具体的に言いますと…流れをしっかり作り上げるためには、会の中で説明が度々必要になりますし、うまく出演者や出席者、場合によってはスタッフを求められた方向に促さなければならないし、最終的には決められた時間にしっかり終えなければならない。
他にも沢山あるんですが、とにかく司会は(当たり前ですが)上手く会をコントロールはしなければならなければならないのです。
一方で自分の能力をアピールすべく“我”を出してしゃしゃり出てはいけませんし(この辺はまた改めて)、そう言いつつも会の盛り上げが求められている場合(私はそのようなリクエストでご依頼を頂く事が殆ど)はしっかりどうにかして盛り上げなければならない。
司会って実は、意外に(?)難易度の高い仕事なんです。
何か簡単に出来そうに思われがちなんですが、そうでもないんです。
よくあるのは…例えば社内イベントとかでご依頼(ご指名)を頂いた際、“社内で揉んでまた御連絡します”みたいな連絡があると、大体3本に1本くらいは“結局社員で司会をやることになったそうです”なんて折り返しがあり、お流れになるんです。
そんな時は〔やっぱりかぁ〕〔任せた方が良い会になるのに〕〔司会ってやっぱり簡単に出来ると思われがちやなぁ〕…なんて思いになるのです。。。
では、明日から少し具体的な話へと掘り下げて行きますね。
【続く】