9月17日になりました♪
今週は“お笑いの事務所”について綴って来ております、今日が4日目。
昨日は…アンガールズ田中君から聞いた…ワタナベエンターテインメントから知る、大手プロダクションの強みについて紹介させて頂きました(^^)
要約すると、
アンガールズ指名で仕事の依頼
→アンガールズはスケジュールNG
→そのタイミングでの同ランクの他の候補を提案
→依頼側が納得する芸人が居ればスライドして仕事が取れる
…という話でした。
その話の時、田中君は補足でこんなことも言っておりました。
「Wコロンさんの場合は僕らと違って単独の指名で仕事をとって行かなくちゃいけませんからねぇ」
要は補完し合える他の芸人が同じ事務所の中に居ない、ということ。
これはあくまで単体で仕事が貰えるレベルに行き着いた時点で初めて直面する話なんですが…。
大手は仕事量が多い、しかしながら競合となるタレントはその何倍も多い。
結果的にもたらされて来る仕事の多くは…上位のタレントから順番にあてがわれて行くので…いくら大手の名の下に活動をしていても上にあがらないと何の意味も成さないのである。
じゃあ競合の少ない、中堅や零細サイズの事務所の方が良いかというと、勿論そんなことはなく…事務所内のライバルは少なくても、そもそもの仕事量が少ないので、結果仕事にはありつけないというメカニズム。
思い返せば…Wコロンで言うなら、フジテレビ『爆笑レッドカーペット』に出させて頂けるようになるまで…確か3年間くらい1度も民放のテレビ局に行く機会がなかった、なんて信じられない状況が続いてました。
しょうがないですよ、オーディションすら話が来ないんですから…今思えばある意味絶望的な状況だった訳ですな。。。
「えっ!?なに!?事務所って売り込んだりしないの??」
…その点に関してもまた改めて紹介させて貰いたいことがあるんですが…とにかくこれ、批判的なことを紹介したくて書いてる訳ではありません、あくまで事実としての話なので…悪しからず。
とにかく。
どっちもダメじゃん!
いえいえ違いますよ、そういうことじゃありません。
そもそもこのお笑い芸人という職業が将来的に戦って行くべきフィールドは、ライブシーンでもなければ、事務所内でもないのです。
吉本さんもワタナベさんも人力舎さんも太田さんも関係ない、全ての芸人の中で飛び抜けて世の中に顔と名前を売って行かなければならないのです。
勿論、今は芸人の活動も多様化していて…一概に“テレビに出る”“有名になる”だけが目標ではありませんが。。。
【続く】