9月15日になりました♪
昨日に引き続き、今日も…“今昔お笑い芸人なる方法”について。
私が芸人を志した頃は、NSC(吉本興業さん)とかJCA(プロダクション人力舎)といった、事務所が作った養成所がポピュラーになろうとしていた時期でした。
私、木曽さんちゅうの場合で言うと…最初渡辺プロのネタ見せに2回程参加し、2度程ライブに出演させて頂いたあとは、浅井企画に通うように。
この浅井企画で3年程お世話になった後、Wコロンで籍を置いていた事務所に20年程居て、その後現在、、、という流れ。
現在、籍を置いているWAJA-NEXTという事務所とは契約書にサインをしております。
現在は非常に自由にお仕事をさせて貰ってまして、それはそれは感謝しかありません。
今の時代、“事務所”と“演者”との関わりが大きく変化を遂げる過渡期のように思っているのですが(…この辺はまた改めて書かせて頂こうと思っております)、そもそも事務所の傘の下で動く、というのは非常に大きな意味を持つことになる。
前の事務所に居た頃、よく周りの芸人から揶揄されたものです。
「〇〇(事務所名)に居ても売れないでしょ!?」
「〇〇??聞いたことないなぁ」
「ずっと〇〇に居て不安にならない?」
…まぁ、言わんとすることはよく解るし、あまり深堀りすると前の事務所に対する批判になってしまうので細かくは控えますが…中には耳の痛い指摘もありました(>_<)
しかしながら私はその類の話題になる度、
〔事務所の大小は関係ない〕
〔売れて証明してやる〕
〔大きいからって売れる訳ではない〕
…実際、売れたかというと…一過性で終わってしまったので、胸を張れる結果にはなりませんでしたが、小さな傘の下でやれるだけのことはやったと思っています。
そして実際、前の事務所に居て一緒に活動していた芸人の中には、他の事務所に籍を移し新たな環境で活動を始める人も沢山居りました。
最も成功を収めたのが、最近は『半沢直樹』での演技が大きな評価を得ている、東京03の角田君(以下角ちゃん)。
角ちゃんは前の事務所に居た時、プラスドライバーというトリオでコントをするグループで活動をしておりました。
その頃から抜群に面白かったし、才能がある人はしっかり結果を出せるのです。
だから、私は思うんです。
事務所のせいで売れないと思うのであれば、辞めて他に行けば良い。
明日も続けます。
【続く】