8月17日になりました♪
色々ありました、この『木曽さんちゅうのザイマン演芸会3』も、何とか終演を迎えることが出来ました!
エンディングは正直、私が1人出て挨拶をしてお開きにしようと思ったのですが…ここまで大きく盛り上がった会を…しっとり終わらせることが出来ず…限られた時間にして全員集合の舞台を観て頂くことに致しました!
そしてその判断を下すにあたり、背中を押してくれたのは…
美良政次さんのリアルバースデイ🎂
こんなドンピシャのタイミングで何もしないのはおかしいでしょ??
政次さんのファンの皆さんも喜んでくれたと思いますし、今や演芸会のお客様も政次さんのことを応援してくれるようになってますので…この演芸会が温かい空気に包まれたのは必然といって良いと思う!!
皆さん一様に「楽しかった!」「観に来て良かった」と仰って頂きました、これに勝る労いの言葉はないと思う!!!!
前回私と漫才をやってくれた…
…久志本眞子ちゃんも観に来てくれました!
ちゃんとチケットも購入して頂きました、そして一緒に来られたお母様からは「やっぱ生で観ないと!面白かった!」と仰って頂きました(ToT)
そして。
従来であれば、「演芸会が盛り上がった!」「楽しかった!」で終わるところですが…今回ばかりはそうは思えない事情がありました。
一昨日、土曜日のこと。
浅草東洋館の早い出番を終えた私は、そのまま帰宅することなく…いきつけの喫茶店(…て格好つけてますが、要は“チョコクロ”)で持って来たパソコンで仕事を進めつつ、2時間くらい経過。
再び向かうは浅草東洋館、その目的は…昭和こいる師匠にお渡し出来ていなかった些少の出演料をお渡しするためであった。
私が居ることを確認したこいる師匠は、何とも言えない柔らかな笑みを湛え「おぉ、こないだはありがと」と一言。
この表情を見た瞬間の私の安堵の気持ち、どう表現したら良いのか。。。
楽屋にて、こいる師匠、そしてこの日のトリ・おぼんこぼんのこぼん師匠も楽屋にいらっしゃったので、しばし雑談♪
何て愛くるしい1枚だろうか!?
こいる師匠は「また一緒に漫才やろう」と言ってくれました。
今回は開催まで、本当にしんどかったですが、その心身の疲労は全て吹っ飛びました!
新型コロナウイルスという厄介な感染症、無症状でも感染している人が居る、もし自分が、お招きしたゲストの中にそのような方が居たとしたら、そして意図せず高齢のこいる師匠に染してしまったとしたら。。。
それだけを考えたら当然こいる師匠の出演自体取り止めて頂く他ない訳だが…その一方で…ずっと漫才をやって来られて、ずっと愛して来た漫才が、相方であるのいる師匠の体調不良により出来なくなっている昨今、分不相応ですが私をパートナーとしてのこの漫才を本当に楽しみにして下さっているのです、、、私はその気持ちを分かっている以上、中止には出来ませんでした。。。
甘いですよね、甘いのは分かってます、でもね、少しでも感染のリスクを下げるために一度組み立てた香盤を直前で変更し、こいる師匠の入り時間をグンと遅くして、感染のリスクを最小限に抑えることにしたのです。
ところが…こいる師匠、伝えてた時間より随分早い時間に会場にいらっしゃいましたf(^^;
まぁそれもお元気であれば、何の問題もなし!ですよ。
新型コロナウイルスは大変な感染症です。
我々は周りの人々を思いやり、周りの人々のために自分を大切にしなければなりません。
そのどちらかが欠けてもいけません、、、そのどちらもが揃っていれば、我々が新型コロナウイルスに負けることはないと思います。
今、人を批判することが当たり前になっています。
でもそれは、(もし仮にそれが正しいとしても)自分の考えを強要しているのに過ぎないのです。。。
もっと相手の事を思いやることが出来れば…もっと温かい気持ちでコロナと闘っていけるんじゃないか、そのように思うぷちビッグダディなのでした。。。
【完】