おすすめ音楽ビデオ
ベストテン 日本版!
今週は、フレデリック と Nulbarich の2曲が登場!
そして、
今週もっとも多い「301,680 回という1日あたりの再生回数 」を「回した」のは、どの曲!?
さて、突然ですが… 川村ケンスケの…
「1分で伝えたい!今日の音楽雑事」
として、今回論じるのは…
【もう戻らない日常、における、音楽とそのビジネス】
というお話。
先日、WHO テドロス事務局長は「現在の見通しでは、かつての日常が戻ることはないだろう。なぜなら間違った方向に進んでいる国が多いからだ」とコメントしたとのこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6c780526d5e06e22d916006c2a8ad72d41e41f3
それはすなわち、現代の音楽ビジネスの中核を担う「ライブ」も、かつてのスタイル=オールド・スタイルを保つことが難しい、ということでしょう。
そんな時代に対応する施策がまさにいま流行りの「無観客ライブ」なわけですが、果たして…その「無観客」であることを「ライブと呼ぶ」、もしくは、「ライブであるように感じられる」ことができるのか?わたくしはこの10ヶ月ほど、ビオンと言うカラオケアプリで…
…ライブ配信の番組を毎週やっているわけなんですが、その配信番組に「歌いにくるアプリユーザー」は、他のカラオケアプリにおいても同様なんですが…「お互いに直接会うことがなく、アプリ上で(場合によっては、顔も見ずに)」チャットして、ライブで歌を披露して、たまにケンカもして(笑)…というふうに、
ライブでありながら、互いに離れて、同じ場所に(バーチャルに)いる、そんなことを「ごく普通のこと」として、楽しんでいるようです。
そんなユーザーの方を見ていくことで、音楽(のビジネス)がどう言う方向に進んでいくか、を見定める…という考え方が必要かな、と思います。
すなわち、極端に言えば…
「オールド・スタイル」の「エンタメの楽しみ方」をしているユーザーを、
「どういうふうにどの程度、無視するか?」
…ということが、争点になるでしょう。
あくまで極論ですけどね…。
…そんな風に思った、という今日の…
「音楽雑事」!
ご静読感謝!… ということで、
そろそろ今日のチャートをご紹介。
(このチャート決定のルールは、第1位の後に…)
では、始めましょう!
おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版 2020/7/16(木)。
今週の第10位!
2020/6/20 公開
7/16 2:15時点での、総視聴回数 11,297回。
平均視聴数 418回。
菊地成孔 / 甲斐田祐輔 で「戒厳令下の新宿」。
サックス・プレイヤーで文筆家でアジテーター、菊地成孔が、戒厳令=緊急事態宣言 の新宿を歩いたセミドキュメンタリー映像。果たしてこれは、2020年の新宿なのか?1960年の新宿なのか?それとも、遥か未来の…?新宿という街が「モノクロ」にするだけでこれほど「時代感」がなくなる風景を持っていた、ということに驚きました。これをMVと呼ぶには、そのジャンル感からは遠く離れてしまっているけれど、音楽と映像のマリアージュということで言えば、これほど時代をすくい取った先鋭的な表現は、他にないような気がしています。必見です…!
今週の第9位!
2020/6/15 公開
7/16 2:16 時点での、総視聴回数 21,144回 。
平均視聴数 660回。
TOWA TEI WITH HANA で「MAGIC」。
音は流石の TEI TOWA 印!映像も一筋縄ではいかないアイデア。大事なのは、いままでみたことがない感じ、それを作るということ、その姿勢ですよね。そこには「かっこいい」とか「わかりづらい」とか「世代に合わせるべき」とかいう批評や講評は、全く関係がないのです。いわば「こんなビデオだよね」と一言で言えない、かつ、見たら魅力的!…そんなMVになっていると思います!
今週の第8位!
2020/6/23 公開
7/16 2:16 時点での、総視聴回数 82,595回。
平均視聴数 3,441回。
クレイジーケンバンドで「IVORY」。
何の変哲もない映像、かもなのですが…クルマの車窓の映像を、こういう構成や設定、演出で見せられると、いいですね。普通の風景に意味が出てくる気がします。もちろん、クレイジーケンバンドの音楽もあいまって、ですが!大人っぽくて素敵です。
今週の第7位!
2020/6/19 公開
7/16 2:17 時点での、総視聴回数 102,202回。
平均視聴数 3,650回。
やくしまるえつこ で「アンノウン・ワールド・マップ 360°MV」。
360度の映像なので、然るべきブラウザで「グリグリ」しながら見て欲しいが…こういう「360°の映像」の一番面白いところは…
「全部をちゃんと見ることができない」=「いつも違った映像を見られる可能性がある」
…という一点に尽きると思っています。全体像を見ることが基本的には不可能だということです。間違ってSafariなんかで見ると、ずるっと横長的なフレームになって、そういう形なら「全体」を見ることは、もちろんできますが…。このようなMVがもっと増えて欲しいなあ。
今週の第6位!
2020/6/30 公開
7/16 2:18 時点での、総視聴回数 81,288回。
平均視聴数 4,781回。
TELE-PLAY featuring BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi で「あいにいきたい」。
TELE-PLAYというプロジェクト名での作品。リモートの一形態ですが、デザインがいいですね。魚眼レンズ(もしくはそれ風?)で、全員同時の一画面がない、というのが、なかなかいいなあ、と思って、見ました!
今週の第5位!
2020/7/8 公開
7/16 2:11時点での、総視聴回数 65,599回。
平均視聴数 7,288回。
フレデリック で「されどBGM」。
リリック・ビデオですが、かなりいい出来!なかなかに手間がかかっているのと、日本語という「グラフィックでない」素材を「立体化」することで魅力的に見せている。タイトルにからめた「レコードプレイヤー」アイデアも、効いてます!
今週の第4位!
2020/7/10 公開
7/16 2:14時点での、総視聴回数 68,420回。
平均視聴数 9,774回。
Nulbarich で「LUCK」。
自動車のフロントウインドウ越しに見える風景の、いわゆる「主観」映像。
でも、そこに見える世界が…トンネルを抜けると、そこは雪国だった、と言うわけなんですが、そこで…まず現れるこの「オールドスタイルのアニメーション」が、いいね。これはセンス良し!後半はめくるめくエフェクティブな世界で、音が「なし」で(笑)映像だけみててもいい感じ!おすすめなり。
今週の第3位!
2020/7/8 公開
7/16 2:18 時点での、総視聴回数 193,406回。
平均視聴数 21,489回。
ゲスの極み乙女。で「マルカ」。
いい意味で、ゲス極。らしくない仕上がり。というか、やや90年代初頭な気分。画質のせいもあるけれども、手持ちのカメラとか、インサートされるさまざまな映像のチョイスやそのテンポが、そんな感じです。この違い、結構大事です。
…と、では、その違い…『わっかるかなーわかんねえかもなーイェーイ』(これがわからないかもですね…涙)。そんな人はこの動画を…
MVとは関係なくてすいません…。
今週の第2位!
2020/7/8 公開
7/16 2:19 時点での、総視聴回数 1,139,605回 。
平均視聴数 126,622回。
ヨルシカ で「盗作」。
あいかわらず「顔隠し」のプロ!の仕業、な作品ですが。アルバムトレーラーながら、つい見入ってしまうデザインの映像ですね。こんな感じの、ほかのヨルシカのMVをみたい!
そして!
2020/7/16(木)おすすめ音楽ビデオ ベストテン!日本版」…
今週の第1位!
再生回数上昇中!
2020/6/16 公開
7/16 2:20 時点での、総視聴回数 9,352,093回
(前週は 6,712,267回、前々週は 4,570,892回)。
平均視聴数 301,680回
(前週は 279,677回、前々週は 268,876回)。
あいみょん で「裸の心」。
むむ?ワンカット?(なのに、スタッフクレジットには複数のカメラの存在が示唆されていて…撮影はしたけど「やっぱワンカットじゃん?」って話になったのかな)
まずは「あまり顔が見えない」というのがいいですね!暗闇に一筋の光、垣間見えるあいみょん…いいじゃないですか!
徐々に明るくなってくると、顔も見えてくる…バスルーム?シャワー?
ここまでくると「もしかして、恋が終わる悲しさを『シャワー=水=涙』で表現?…ということはシャワー出して、濡れながら、なのか?」と思って見てたら、
3:18あたりで、あいみょん がシャワーのコックをひねる…濡れながら…あいみょん はひとまず「歌わない」ので、おお、よかった…!歌ったらなんか「やらせてる感じ」だもんね。でも、最終的には、濡れながら歌うんだよなあ…ちょっと残念。はじめの「見えない感じ」から、最後はやや普通の演出に終わったところが惜しいなあ。で、最後、歌終わりで「落ちてしまったピアス?」を拾って、このバスルームを出ていく、という…そっか、バスルームはセットだったのか…だったら、シャワーに濡れる、というリアルな演出ではなくて、セットのバスルームならではのなにか、があったらよかったのに…と、少し「噛み砕かれてない演出」が残念な気がしました。あいみょんだけにね!
…という結果でした!
あいかわらず、非常に「私的なチャート」ですので…閲覧にご注意(笑)。
なお、このチャートは、日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオで、
★『おすすめ音楽ビデオベストテン!』
を作ってしまおう!という、大それた(笑)企画。
その「ルール」は…
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の YouTubeアカウントに「おすすめ」等々の形で現れた「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ」のなかから、
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の 視点で選んだ「10曲」の中から…
★「公開開始日」が、今日から「1ヶ月以内」という条件で(これは、若干伸び縮みします…)
★「総視聴数」を「公開されている日数」で割って…公開からの「1日平均の視聴数」を割り出し、
★その数の多い順で、チャートにしたもの!
…です。
総視聴数と、1日あたり視聴数、それらの数字の「印象」の差なんかも、ちょっと感じられて、なかなか面白いチャートです!
わたくし、映像大好き a.k.a 川村ケンスケは、2019年は…
に出演しました。
そして…同じく2019年2月には、同じくJ-WAVEにて…
「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! のラジオ番組が、 わたくしのナビゲータで放送されました!嵐や安室奈美恵やスカパラのMVの制作秘話も!内容、こちらに再録!
…という意味でも、注目のこのMVチャート。
あくまで、冒頭に書いた基準にのっとっており、意見には個人差があるということで。
一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!
BRUTUSさん…サンレコさん…ベストヒットUSAさん…こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
…こういう風に、いろんな「観点」から音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。
なお、
わたくし「映像大好きkk」は、こういうブログを書くことが専門!というわけではなく、
いろんな種類の映像を作る仕事をしております。
音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。
お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。
そして、
こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。
『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)
ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。
ぜひどうぞ!
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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