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ベストテン 日本版!
…緊急投稿です。
本日、ゴダイゴのギタリスト、浅野孝巳氏が亡くなりました。
<川村ケンスケの運命を決めたバンド・ゴダイゴ>
わたくし、映像大好き a.k.a 川村ケンスケは、実は「東京外国語大学」を卒業しておりますが…
なぜ、私がその大学を選んだかというと…
ゴダイゴというバンドのボーカル、タケカワユキヒデ氏がその大学にいたからなのでした。
(その頃、つまり私が志望校を決める頃には、タケカワ氏はまだ大学生でした…!彼はなにしろその東京外国語大学に11年間在籍していたので…)
単に、ミーハーな憧れから、の行為(!)でした。
そこから時は流れ、わたくし、このように音楽業界で仕事をしています…。
そのゴダイゴのギタリストであった、浅野孝巳氏が、本日逝去されたということで、これはなにか書かないといられないという、R.I.P代りの記事にいたします。
(このブログで、ゴダイゴのことを書くという機会はなかなか訪れないだろうなあ、ということも、ありますね…)
タケカワユキヒデ氏と仕事をした際に「あー、半田先生には苦しめられたねえ」と、共通の教授の話題で盛り上がったのを覚えています。
では、今回の企画!
<川村ケンスケが選ぶ、ゴダイゴ・ベストテン>
です!
★同一アルバム・シングル盤から複数曲を選ばない、ということで選んでます…苦渋の選択!
★サムネイルのビジュアルはジャケット等で。曲や音源はジャケットの下に、視聴できるYouTubeのリンクをURLの形で貼りました。
★みなが知っているような曲は(ひねくれものなので…)外したりしてます。でも、ゴダイゴというグループの「コア」を感じてもらえるものになってます。
★これら10曲をプレイリストにして、kampsiteのYouTubeアカウントに置きました。こちらから…
川村ケンスケが選ぶ「ゴダイゴ」ベストテン! - YouTube
どうぞ!
第10位
「IF YOU'RE PASSING BY THAT WAY」
(アルバム「新創世記」(1976) 所収)
浅野氏のアコースティックギターがとてもとても美しいアルバムの一曲目。イントロのシンセサイザーの音色も、40年以上たった今の耳で聞いてもとても美しい。バスドラがやや小さい感じを除けば、意外にドラムの音も今っぽく。ゴダイゴのアルバムで、今聞いても音が古くなってないのはこのアルバムだと思う。
ちなみに、このアルバムが発表された1976年の日本でのヒット曲は…
「なごり雪」「泳げ!たいやきくん」「木綿のハンカチーフ」「時の過ぎゆくままに」「北の宿から」「横須賀ストーリー」「あの日に帰りたい」…といったところのようです。そんな「文脈」の中での、このアルバムだった、ということを思うと、衝撃です。
この曲のYouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=eldv7KvwmtY
第9位
「君は恋のチェリー」
(東宝映画「ハウス」大林宣彦 監督 オリジナルサウンドトラック (1977) 所収)
ミッキー吉野氏アレンジの真骨頂、イントロのパターンがリフとなって、アウトロで繰り返されてフェードアウトする例の(笑)必勝パターン!ドラムス、トミー・スナイダー氏の日本人ばなれした(当たり前か)ドラムプレイ必聴!大場久美子ブレイクのきっかけになった、故・大林宣彦監督の劇場映画第1作。
この曲のYouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=5uM6ZJ85aFg
この曲に乗せて、映画「ハウス」の様々なシーンがコラージュされた一品です。
第8位
「テイキング・オフ!」
(シングル「銀河鉄道999」B面 (1979) 所収)
2番後の浅野氏のギターソロが聞きどころ。下の方に下がって行ったあたりの「ギターの音色」が今でも「これどうやってんのかなー」と思う仕上がり。いわゆるBメロのスティーブ・フォックス氏のベースラインが歌との絡みが見事。そして、ここでもミッキー吉野氏アレンジの真骨頂、イントロのパターンがアウトロで繰り返されてフェードアウトするしていく。これが気持ちいい!
この曲のYouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=eEAd70zkLJA
第7位
「ホーリー&ブライト」
(シングル「ホーリー&ブライト」(1979) 所収)
日テレ系ドラマ「西遊記 Ⅱ」の主題歌で、「ガンダーラ」ほど知名度ないですが…曲がなんというか…フォークロックの最高にいいところを抽出して、そこにゴダイゴのスパイスを混ぜ込んだ、極上の「ポップス」になっています。ちょっと「フラワー・ムーブメント」な時代を思い起こさせるんだよなあ。
この曲のYouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=b52q65Xnk-Y
第6位
「MAGIC CAPSULE」
(アルバム「CMソング・グラフィティ VOL.2」(1982) 所収」
曲は 1979年の曲。同年、タケダ薬品の「ベンザエース」のCMにも出演して、そのCMソングとしてこの曲を作ったゴダイゴ。人気のピークという言葉が正しければ、まさしくそれが、この時期でしょう。
YouTubeはこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=AxidpmA9pYA
(スタジオ盤がなかったのでこちらで…)
第5位
「Wave Good-Bye」
(アルバム「カトマンズ」(1980) 所収)
もちろん!イントロのギターを浅野氏に捧げます!(あ、捧げられてるのか…)これ、ゴダイゴ解散コンサート(1985)のラストナンバーだった気が…。
YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=8XQl0pmitGI
この年、ゴダイゴはネパールで同国初のロックコンサートを開きました。6万人が集まったとのことです。これがその時の様子…驚きの映像です。
第4位
「スプリンター・リフトバック」
(アルバム「CMソング・グラフィティ」(1978) 所収」
このアルバムからも悩んでの、この一曲。ギターソロが枯れてる−!曲の一番最後のスティーブ・フォックス氏のベースでの「ププ・プーン」というハイトーンの和音が、いまでもこんなプレイ聞くことあんまりないなあ、という名プレイだと思ってる。
ゴダイゴは、このころ、ものすごくたくさんのCMソングを作っています。それらを集めて一枚のアルバムにしたのが、この作品で、のちに「Vol.2」(1982) もリリーすされます。
YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=hqBXYWlHFgM&list=RDhqBXYWlHFgM&start_radio=1
ちなみに、アルバムから1曲というルールに違反、ですが(笑)、このアルバムに「What Did You Do For Tomorrow」という、スーパーな、かつ、短い!曲が入っていて…
…この曲、この「日立のコマーシャル」で耳馴染みの世代の方もいらっしゃることでしょう…!日本っぽくないね!曲と演奏!
第3位
「ドラゴンズ・カム・アライヴ」
(アルバム「OUR DECADE」(1979) 所収」
このアルバムも捨て曲なし!ですが、浅野氏のご冥福を祈って、この曲、そしてこの曲のギター・ソロをぜひ。いわゆるアームを使ってビブラートをかけるスタイルの、氏のプレイは唯一無二だと思います。なお、曲のテーマは「いよいよ中国が目を覚ますぞ!」ということで、実際ここから40年経ったのが「今」です。
この曲のYouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=qUuZY12DdFM&list=RDqUuZY12DdFM&start_radio=1
第2位
「MONKEY MAGIC」
(アルバム「西遊記」(1978) 所収)
いわずとしれた、あの曲。あのグループの名前にもなっている。ミッキー吉野氏のシンセサイザー・ソロが、世界レベル。浅野氏のギターの「合いの手」も冴える!例の大サビ「With a little bit of monkey magic...」のところで、タケカワユキヒデが蜘蛛の巣を投げるシーンをテレビで見た諸氏も多いと思うが、タケカワ氏は、東京外国語大学の卒業式で、学生代表で卒業証書を受け、壇上でその「蜘蛛の巣投げ」をやった、という逸話あり。
YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=IGVxOLBzAJw
第1位
「DEAD END ~ LOVE FLOWERS PROPHECY」
(アルバム「デッド・エンド」(1977) 所収)
なにしろ、全曲最高なアルバムのタイトル・チューン。よく言われることですが「打ち込み」並みに正確でキレのいいミッキー吉野氏のピアノプレイ!ミッキー吉野氏がお持ちだったスタジオにピアノの演奏を撮影に行ったことがあって、その時に目の前で生で聞いたのピアノの音が「音の粒立ちと立ち上がりが早くて」驚いた記憶が…。おもわず、サインをもらいました(笑)。
YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=wAe2jD3Hfis
…浅野孝巳さん… R.I.P…!
という今日の…
See Your Music!
でした。
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筆者、川村ケンスケ、2019年に…
に出演しました。
そして…同じく2019年2月には、同じくJ-WAVEにて…
「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! のラジオ番組が、 わたくしのナビゲータで放送されました!嵐や安室奈美恵やスカパラのMVの制作秘話も!内容、こちらに再録!
なお、
わたくし「映像大好きkk」は、こういうブログを書くことが専門!というわけではなく、
いろんな種類の映像を作る仕事をしております。
音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。
お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。
そして、
こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。
『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)
ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。
ぜひどうぞ!
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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