10月15日になりました♪
台風19号の爪痕は思いの外深く、メディアで報道されていなかった地域での決壊、浸水の被害が徐々に明らかになっております。
TwitterやFACEBOOKなどを見ていて気付かされることも多く、如何に台風19号の威力が凄まじかったか、驚愕させられております。
私の住む東京都足立区では、懸念された河川の氾濫や浸水といった被害はありませんでした。
しかしながら、近年の温暖化により、今後どんどん台風が大型化する傾向にあるそうで…
…今後はより一層危機感を持って、台風の対策を講じて行かなくちゃいけないですね。
さて、今回の避難所に身を寄せた経験で、色んな気付きがありました。
私が最初に避難所に着いたのが、15時半頃。
そのタイミングで…既に私の住む町会の会長さんを始めとした役員の方々はバリバリに動いてらっしゃいました。
一旦帰宅、返す刀で避難所に到着し…家族と合流して荷物を置いたら…直ぐに先輩方に合流すべく、長男たくみ(中3)と共に避難所の運営メンバーに加わりました。
これ、勘違いして頂きたくないんですが…〔私、奉仕の精神持ってて凄いでしょ?〕ってのをアピールしたくて書いてる訳ではありません。
年の頃ならもう“おじいさん”と言っても差し支えない年齢の方々があくせく身体を動かして下さってるんです、、、うんと若い私みたいなもんがやらなくてどうするんだ!…という自責の念でいっぱいでした。
やったことは大したことなくて、まずは…
…段ボールからこの災害救助用毛布カーペットを出して各部屋に配布する、そして空箱を潰す。
配り終えたらまた備蓄倉庫から新たな段ボール箱を運び、また毛布カーペットを取り出し、、、の繰り返し。
そして次から避難者が増えて行ったので、新たに開放する教室の準備をすべく、机を一方に寄せて、寝られるスペースを作る作業。
そのあとの現状復帰を考える間もなく急き立てられるかのように作業を進める。。。
そして夕食時。
アルファ化米を配布する役が必要となり、ここは女性陣に交じって…まずは箱からアルファ化米を取り出し受け入れ準備。
そして順番に声掛けして、1つずつお湯を入れていく…この繰り返し。
この夕食の準備があらかた終わったところで、ようやくお手伝いの皆さん(私とたくみを含む)の夕食タイム。
ぶっちゃけね、以前食べた時の感想は…〔あんまりおいしくないケド、非常時なら贅沢は言えんな〕といった感じでして。
この度、このアルファ化米を頂く前は…〔さほど旨くないんやろな〕といった、極めてネガティブなもの。
そして今回食べさせて頂いたものは…とても美味しかった☆☆☆
味もしっかり付いてて、腹持ちするので、非常時にうってつけ!
もしネガティブなイメージをお持ちの方は、是非一度試してみて下さい。
もっとも、今回のように非常時に食べる、というシチュエーションは避けたいところですが。。。
ここでようやく家族の元に戻り、少しのんびり。
といっても、窓に叩きつけられる雨と風はどんどん激しさを増してまして、今回の台風の凄まじさを“夜間の小学校”という非日常の空間で体感したのでした。
22時消灯。
何処ででも寝られる私は程なく眠りに付いたんですが…子供たち(特に小3のふくた、年中のとくま)は中々寝付けず、妻は苦労したそうです、、、ごめんなさい。。。
とはいえ、時折同時多発的に鳴り響く、緊急避難を知らせるメール。
普段のメールの受信音とは違う、聞きなれない、少々不気味なアラームにその都度ストレスを感じます。
東日本大震災の時の地震速報の音を思い出す。。。
そして翌朝、、、今回、避難所の運営に携わったことで、最も不信感が募った出来事があったのでした。。。
【続く】