「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」。
非常に私的なチャートですので…閲覧にご注意(笑)。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】です!
このチャートは…いつもご覧いただいている「洋楽版」同様…
日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオで、
★『おすすめ音楽ビデオベストテン!』
を作ってしまおう!という、大それた(笑)企画。
その「ルール」は…
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk と、kampsite(キャンプサイト)のYouTubeアカウントの「ホーム」に「おすすめ」等々の形で現れた「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ」や「映像」のなかから、
★「公開日」が「1ヶ月以内」という条件で(これは、若干伸び縮みします…)
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の視点で選んだ「10曲」の
★「総視聴数」を「公開されている日数」で割って…公開からの「1日平均の視聴数」を割り出し、
★その数の多い順で、チャートにしたもの!
…です。
まあ、川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の「フィルター」を一旦通させていただこうかと(失礼ー!)
総視聴数と、1日あたり視聴数、それらの数字の「印象」の差なんかも、ちょっと感じられて、なかなか面白いチャートです!
では、始めましょう!
今週の第10位!
2019/1/17公開。
2019/2/15 1:00 時点 の 総視聴回数 25,355回
1日あたりの視聴数 845回
KEITA「Don't Leave Me Alone」。
音もさることながら、映像が「レコードジャケットのデザイン感覚」に匹敵する、まとめ方とセンスで、びっくりしたです。ここで、さらに、お!と思ったのは、この音を、w-indsの橘慶太が作っているということ。彼一人でトラック、歌、果てはマスタリングまでやっているとのことで、こりゃすごい!もっと見られていい、MVデス。
映像的には、レコードジャケットがそのまま動いているような感じが、めちゃセンス良し。このMV(昨日の洋楽編チャートでも登場した)…
…が、映像の中身は違えど、その「レコードジャケット感覚」を「動画で実現できている」稀有な例、かと。そういう観点で、KEITAの作品を「見て聴いて」みるのもいいのでは?
今週の第9位!
2019/2/12公開。
2019/2/15 0:46 時点 の 総視聴回数 9,382回
1日あたりの視聴数 1,876回
吉田凛音「MU」。
シンプルなダンスビデオ、ながら、ライトがいわゆる「ブラックライト」!綺麗に撮ろう、もしくは、普通に明るい照明にしておこう、というコンサバなMVが多い昨今、この色、そして、背景の「サイケ」なパターンの回転感、それらがチャレンジングだと感じました!
ふと思い出したのは、90年代の日本の感じを代表する、このMV。
THE FLIPPER'S GUITAR の「Groove Tube」。
今週の第8位!
2019/2/4公開。
2019/2/15 0:57 時点 の 総視聴回数 28,173回
1日あたりの視聴数 2,347回
中村佳穂「AINOU(Official Trailer)」。
なにしろ「縦長」であることが最高です。風景の見え方も、変わるもんだね、このフレームで。MVが「写真」に近づく、そんなムードがこの作品から感じられます。イラストもいいね!
今週の第7位!
2019/2/2公開。
2019/2/15 1:02 時点 の 総視聴回数 36,690回。
1日あたりの視聴数 2,620回
ウルフルズ「リズムを止めるな」監督:渡邊 哲。
小さい画面でもパッと見た感じ「いいトーンだな!」と思えた作品。画面をフルサイズで見ると、よりその「トーンへのこだわり」がわかります。むむ?フィルム?くらいまで質感が出来てきている。レンズ(オールドなのか、マニアックなのか…)の選択が成功しているのか。色調整が絶妙なのか。最近の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオとしては、かなりそのあたりが絶妙!に思えるような。それって実は、最終的には「映像の編集」そのものが「良いトーンに思わせる」ような作りになっている気がしました(リップシンクがやや甘い…?というのが意図なのか?とすら思ってしまう、そんな感じです)!
今週の第6位!
2019/2/5公開。
2019/2/15 0:55 時点 の 総視聴回数 38,677回
1日あたりの視聴数 3,516回
CHAI「CHOOSE GO!」。
音が、GO-GO'S っぽいというか、ガールズ・ライト・ポップ・パンク、という風味で、その響きにぴったりあった、脱力な映像のMVが、とってもいい。J-WAVEのGROOVE LINE でゲスト出演していた彼女たちのトークを耳にして「お、これは?」と思ったのもあります。
今週の第5位!
2019/1/23公開。
2019/2/15 1:09 時点 の 総視聴回数 183,338回。
1日あたりの視聴数 7,639回。
Powder で「New Tribe」。
45vash さんの 書き込み…辞表提出までのプロセスを豊洲移転とAKIRAで解りやすく解説…が、この動画の概要を最も端的に表している。
なお、この作り手は…
<彼らの YouTube概要より>
AC部は東京拠点のアニメーションクラフトチームで、彼らの特異な世界観をアニメーション、イラストレーションの枠組みを超えて表現しています。忘れられないユニークなビジュアルは様々な所で、いつも予期せぬ場所で、見る事ができます;政府の投票キャンペーンから、ローカルビジネスの広告まで —いつも人々に生きる活力と驚きを与えています。
とのことで。
先日も、Bay-FMの吉田照美さんの番組「テルミ・ザ・サンデー」に出て、その時に「三月のパンタシア」を紹介しようと思い、番組側に紹介したところ「彼らのこの曲がまだ『YouTube先行公開』で、ラジオではかけられない…許諾が下りなかった」ということで、音を紹介できなかった、という事件があり。
これは、相当に時代を象徴している出来事だなあ、と思った次第。
このPowder や、映像の作り手のAC部も、我々旧世代が思いもしないエリアからまるで「ワープしてきたかのように」映像の世界に現れ、そして、旧世代の「マスメディア」には無関係に、こうしてモノヅクリをしていく、という、その状況にいろんなことを感じなければならないですねー!
今週の第4位!
2019/2/12公開。
2019/2/15 0:58 時点 の 総視聴回数 33,339回
1日あたりの視聴数 8,334回
山下智久「Reason」。
ジャニーズ・テイストではない!そのことがまず素晴らしい。そして、全体の雰囲気が(音も含めて)洋楽の匂いがかなりするところも、いいですね。画面のフォーマットがいろいろ変わるところも、表現としてとても素晴らしいと思います。
今週の第3位!
2019/2/7公開。
2019/2/15 0:59 時点 の 総視聴回数 323,414回
1日あたりの視聴数 35,934回
三月のパンタシア「三月がずっと続けばいい」。
最近注目のこの「三月のパンタシア」。アニメ・イラスト系の映像ですが、この手はかならず「横や縦にパン(移動)」する視点の映像になりますね。画面のこちらから向こうに動かない、という。それは、このアニメ系の映像制作において「奥行き」をつけて動かすのがとても大変、ということにも起因しますが、どちらかというと、お金かかった「アニメ」でよくみる「半分CG」なアニメ映像、それへのアンチテーゼなのかな、とか感じたりしました。つまり、ある種「シンプルな静止画を動かす」という方向への回帰、というか…うーん、ちょっと考察が必要かも。
今週の第2位!
2019/2/12公開。
2019/2/15 0:48 時点 の 総視聴回数 274,657回
1日あたりの視聴数 68,664回
amazarashi「さよならごっこ」。
あいかわらずの高いクオリティの映像が、amazarashiから届きました。手塚治虫の名作「どろろ」のアニメの主題歌らしい。その世界観をひきずった映像、というわけではないでしょうが、そういう背景を考えてこの映像を見ると、いろいろ想像も広がる感じがしますね。トーンやエフェクトが、実は相当「イマ」っぽいのも、amazarashiの映像の特徴。参考になります!
そして!
2019/2/14(木)おすすめ音楽ビデオ ベストテン!日本版」…
今週の第1位!
2019/2/4公開。
2019/2/15 1:10 時点 の 総視聴回数 1,877,862回。
1日あたりの視聴数 156,488回。
ずっと真夜中ならいいのに「眩しいDNAだけ」。
安定の仕上がり!トレードマーク?と勝手に思っていた「画面の横スクロールけっこう封印!?」で、よりイラストが響いてくる作りに。この感じの映像がやはり、いまの超トレンドなんだよね。
…という結果でした!
賛否両論、ございましょうが…
あくまで、冒頭に書いた基準にのっとっており、意見には個人差があるということで。
一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!
という今日の…
See Your Music!
でした。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
なお、兄弟ブログである【おすすめ音楽ビデオ!】で紹介したMVや映像は、プレイリストになっています。
下のリンクがそれです。
最新回から第51回で紹介した、全874本が観れます!
(そんなに見れないって…)
このブログで紹介した映像も、当然見れるので…いちどぜひ!
ね、どうでしょう、BRUTUSさん…サウンドアンドレコーディングマガジンさん…ベストヒットUSAさん…
こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
最近は…こういう風に、いろんな「観点」から、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!と思い。
かつて、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
を書いています。語り口の声は小林克也さんをイメージしてますが…。
このブログが、新しい音楽ビデオ・映像の発見の場になれば!と、思っていますー。
最後は、映像関連のブログもしくは番組らしく…
淀川さん調で…
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、ついでに、わたくし川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkkの「音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
こちらもぜひどうぞ!
この「映像大好きkk a.k.a. 川村ケンスケ」は、こういうブログを書くことが専門ではなく、実は、いろんな種類の映像の仕事をしております。
それらの映像を、プレイリストにしてみました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ブログもぜひお読みください!
この、映像大好きkk が在籍している、「キャンプサイト」は、
インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。
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