8月2日になりました♪
『UMAシアター』も6日目が終了いたしました(^^)
1本あたり30分超という、短めのお芝居ではありますが、ここまで計14本のステージが終わりました☆☆☆
14回、14回それぞれが違った状況になるんですよね。
これがまぁ、生の魅力と言えばそれまでですが…時に難しい局面を迎えることもある(…ま、そんなシリアスではありませんが)。
普通の演劇と違い、キャラクターが登場する完全に子供向きのお芝居です、私はドクターグッチーという悪役でして、お客さんをイジるシーンも毎回あったりして…それはもう芸人的に言うところの“営業”のような側面もあったりして。
我ながらお客さんと絡む仕事に関しては、嫌いじゃないので…ついつい《いける》と思ったらガンガン絡みに行っちゃったり。
そこでプロデューサーからセーブするように、とのお達しがあったり…まぁ相手が子供さんだけに制御してくれないので…うまくやらなきゃいけない訳です。
改めまして…お子さんがお客さんという状況は難しい。
私は悪役でしてね、あまり人気者になってはならない。
かといって、あまりお客さんの敵に回るのも政界ではなく…頃合の良さを定めるのが難しくて。
例えば入場時、私のテーマ曲がありまして、その曲のリズムに合わせてステップを踏みながら時にお客さんを煽るんです。
これを多めにやっちゃいますよね、1本目、2本目と重ねるに連れて、お客さん=お子さんは段々システム理解できて来るので、、、3本目には…ドクターグッチーの大合唱になってしまったんです。
趣旨が変わっちゃった訳です。
これはマズいとお客さんの絡みの濃度を薄めてみたり。
歓声という名のヤジの対応もまた難しい。
イジる、そして何か言ってきたことに対して返しちゃうと、〔言えば返してくれる〕というルールが出来てしまい、とにかくヤジが増えてしまったりするのも…これまた加減が難しい。
これは私が普段出てる演芸場・浅草東洋館でも同じなんですが、とにかく芸人にやたら絡んでくるお客さんは演芸を楽しむのとは別の目的で居る場合が多いので…“相手にするべからず”という不文律があるんです。
逆に怖がらせ過ぎると…これまた大変な状況に。
じゃあ、朗らかさを減らしていくと…今度は小さい子や優しい子だと泣いちゃこともあったり。
あんまり泣いちゃうと中に居られなくなったりして…私はこう見えて意外にも心が優しいので…可哀想になっちゃって、もう大変!
親御さんの心中も察するところがありますしねぇ、とかくお子さん=お客さんは難しいということです、はい。。。