第41回日本アカデミー賞授賞式
各賞を受賞したみなさまにスピーチが素晴らしかった…。
みんな…、
映画が大好きんです。
★★★
『今日のレフくん』
「カメラは!?どこかニャーン???」
「見つけたニャーん!それでは、カメラ目線いきますニャン!!」
★(1年前…)2017年3月2日の夢叶は『高機能チェアーとアンティークラジオ』でした。
1年前の3月2日は、
第40回『日本アカデミー賞授賞式』
が行われました。
今年の3月2日は、
第41回『日本アカデミー賞授賞式』
がありました。
昨年、吾輩が注目していた作品は、
▶『湯を沸かすほどの熱い愛』(監督:中野良太)
しかし、
最優秀作品賞は、2017年邦画実写興行NO.1をあげた!
▶『シン・ゴジラ』(監督:庵野秀明、樋口正嗣)
が受賞しました。
最優秀作品賞を受賞しただけあって『シン・ゴジラ』からは、
●最優秀監督賞:庵野秀明、樋口正嗣
●最優秀音楽賞:RADWIMPS
●最優秀撮影賞:山田康介
●最優秀照明賞:川邉隆之
●最優秀美術賞:林田裕至、山田陽
●最優秀編集賞:庵野秀明
の皆さんが各賞を受賞しました。
吾輩の心を奪った『湯を沸かすほどの熱い愛』は!?
●最優秀主演女優賞:宮沢りえ
●最優秀助演女優賞:杉咲花
のお二方が受賞しました。
STAFF陣が軒並み受賞した『シン・ゴジラ』
女優陣が独占した『湯を沸かすほどの熱い愛』
どちらも、素晴らしい作品でした。
▼第40回『日本アカデミー賞』はコチラをチェック!!
★『第41回日本アカデミー賞は、CAST&STAFFの想いが届いた「三度目の殺人」だった夢叶なのだ!?』
第41回『日本アカデミー賞』の優秀作品賞に選ばれたのは次の5作品。
司馬遼太郎さんの歴史小説『関ヶ原』を、1999年の『梟の城』以来、18年ぶりに映画化した!
●『関ヶ原』
豊臣秀吉に池坊専好が生け花で戦いを挑む!鬼塚忠さんの小説『花いくさ」が原作!
●『花戦さ』
幾度となく舞台化!中国でも映画化された、大人気作家・東野圭吾さんの珠玉の作品!
●『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
衝撃なタイトルとは裏腹な、住野よるの青春小説を、若手俳優、浜辺美波と北村匠海が演じる!
●君の膵臓をたべたい
是枝裕和監督が自ら手掛けたオリジナル脚本による主演・福山雅治の法廷サスペンス!
●『三度目の殺人』
恥ずかしながら、吾輩が鑑賞した作品は…、『花戦さ』しかありませんでした。
そんな不甲斐ない吾輩ですが、映画解剖医・エムPが、独自に作品を紐解いてみたいと思います。
『関ヶ原』、『花戦』は共に歴史小説を実写化。時代背景を再現する衣装や美術セット!史実に残る人物を描くだけに俳優陣も豪華になっていく!結果、製作費が10億円規模になる超大作のはず。映画が銀幕と呼ばれていた、生粋の日本映画だけに大スクリーンで愉しみべき作品となったはずです。
日本アカデミー賞協会、組織委員会副会長、今回のアカデミー賞の司会も務める名俳優・西田敏行さんと小説の映像化と言えば人気作家・東野圭吾さん!この2人がタッグを組んだ『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。実は…、この作品、従来の東野圭吾作品とは一風違った世界観が繰り広げられている。この新たな東野ワールドとして評価されている作風を西田敏行さんの演技で魅せてくれているに違いない!!
小説投稿サイトから誕生した、住野よるのデビュー作品『君の膵臓をたべたい』。ネットを中心に話題となった青春小説はみるみるうちに話題となり、気がつけば累計発行部数が200万部超え!鳴り物入りで映画化。「膵臓をたべたい!」というワードからは想像出来ない!?純粋な胸キュンストーリが展開されていきます。吾輩世代のおじ様も年甲斐もなく、泣かされたと絶賛していますよ~。
是枝裕和監督が、自ら手掛けたオリジナル脚本『三度目の殺人』。他の4作品と異なるのは原作が無いこと。昔~昔!角川映画が
「読んでから見るか?見てから読むか?」
という楽しみが実践できません。たった1つ言えること。是枝裕和監督が本当に創りたい作品を盛り立てるために集まった主演者陣であることが伺えます。
こんな、吾輩の独り言はさておき、
最優秀作品賞に選ばれたのは!?
★『三度目の殺人』(監督:是枝裕和)
「ん~~~、実に素晴らしい!!」
何が!素晴らしいって!!!
映画のために産声をあげた!監督自らが手掛けたオリジナル脚本作品が『最優秀作品賞』を受賞したということ。
これって!監督冥利に尽きることだと思いませんか!?
原作があると…、
原作の世界観を崩してはいけない…、
原作のキャラクターイメージを保たなければ…、
他、様々な戦いがたちはだかってくることもあります。
しかし、
監督が自ら手掛けた脚本ならば、自分の想いのままに手を加えることができます。
役者も、原作無き脚本だけに、第一人者としてイメージを創りあげることができます。
これも見どころの1つ!!
ということで、
吾輩は、
★『映画のために産声をあげた!監督自らが手掛けたオリジナル脚本作品』が大好きなんです!!
『三度目の殺人』…。
「そして父になる」の是枝裕和監督が、再び福山雅治を主演に迎えて贈る法廷ミステリー・サスペンス。真実よりも裁判での勝利が重要で、弁護はあくまでもビジネスと割り切るエリート弁護士が、決して真の動機を明かさない殺人犯=依頼人の深い闇に呑み込まれ、いつしか真実を追い求めていく姿を丁寧な筆致で描き出していく。共演に役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎。勝ちにこだわるエリート弁護士の重盛朋章は、同僚がサジを投げた依頼人・三隅高司の弁護を渋々ながらも引き継ぐことに。三隅の容疑は、解雇された工場の社長を殺害し、遺体に火をつけたというもの。30年前にも殺人を犯した前科があり、自白もしているため死刑は確実と見られていた。さっそく無期懲役に持ち込むべく調査を始める重盛だったが…。
そして、もう1つ!!
『三度目の殺人』は、最優秀作品賞以外にも、
●最優秀監督賞:是枝裕和
●最優秀脚本賞:是枝裕和
●最優秀助演男優賞:役所広司
●最優秀助演女優賞:広瀬すず
●最優秀編集賞:是枝裕和
と最優秀賞6冠を獲得しました。
是枝裕和監督!
おめでとうございます!!
そんな中…、
1つだけ気になることが…。
主演・福山雅治さんがノミネートされなかったこと。
「この場にはいませんが、僕が悩んで先が見えないとき福山雅治さんが『音楽でも悩みがあるときにいいものが生まれるんですよ』と励ましてくれました。彼の元にもこの賞を届けたいと思います。」(是枝裕和監督)
「狭い空間の中で福山雅治さんと2人で芝居を作り上げました。福山さんにも感謝したい。」(役所広司さん)
そんな疑問を!?
一緒に作品を創り上げた来た2人の受賞スピーチの内容が一気にかき消してくれました。
監督、STAFFと役者が一丸となって完成した作品『三度目の殺人』
大至急!楽しませて頂きたいと思います。
昨年おススメした『湯を沸かすほどの熱い愛』も中野良太監督が手掛けたオリジナル脚本。
「ここ数年で一番涙したなぁ…」
もう一度言います!
「映画のために産声をあげた!監督自らが手掛けたオリジナル脚本作品が大好きなんです」
(エムP)
『雨』
涙が滝のように流れる
という表現があります。
涙が雨のように落ちてくる
そんな表現がピッタリの映画に出会いたい…。
【BEM】(バースディー・イブ・ミュージック)
【BGM-IN】「雨」(森高千里)
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。